名古屋を思いつつ
2019年11月2日 Magic: The Gatheringどうも。昨日から3日間、名古屋ではMFが行われていますね。自分も土、日と休みがとれたものの、旅費に加えてそれなりに高い入場料を取られることが最後までネックになり、結局、今回は居残り。名古屋はまだ行ったことがないのでいつかは行ってみたいとは思っているのだけど……。来年はオリンピックの関係で関東でMFを行わないらしいのでどうしようかなと思ってる。
今日は本選の隣で日本統率者選手権という大規模(?)な大会が行なわれました。参加人数とかはまだわからないけれど日本とか冠した大会だけあって全国から猛者が集まるイメージなんだけど。立川からも何人か参加しに行ってました。今回は勲章というものが存在してあらかじめ公開されていたお題を達成すると勲章が貰える。勲章を得ると賞品がもらえるらしい。
話によれば開始直前にルール変更があったんだとか。これだけ大きな風呂敷を広げといて直前にルール変更は正直、どうなんだろうか。お題を達成するために多少、専用構築にしてきた人もいるだろうし、それを直前で瓦解させかねない。マリガンもまったく種類が変わってしまうし、運営サイドは今回のことを鑑みて改善に努めてほしいなと思います。(自分、参加してないけど)
詳細な情報は出てないみたいだけど会場ではやはりイナーラやトラシオス&ティムナが人気で多かったみたい。勲章には目もくれず、勝利を追求する姿勢の表れだろうか。他にどんなジェネラルがいたのか気になる。BMさんには是非、カバレージか何かで記事にしてほしい。
そんな中、いつも一緒にEDHをやってる身内の一人であるはくさんが並みいる猛者たちを退けて、なんと優勝!!!
トラシオス&ティムナ×3に対するグレンゾ。妨害5発を掻い潜りながら勝利を掴むという離れ業を見せつける。是非とも横で対戦を見てみたかった。嬉しく思うと同時に普段こんなすごい人とEDHやってるのかという事実を再認識。
当初の目当てだった勲章も得られたようだし、はくさん、おめでとうございます。並びに他に参加していた人たちもお疲れ様でした。
東京にいながら買い物を仲間たちにお願いしてちゃっかりMFの恩恵を受けている。頼んでたカードもそうだけど、あと一日あるけど、みんなの土産話が今から楽しみです。ゲストで来てたプレーヤーたちはどんな感じだったのかとか、珍しいジェネラル、カード見たかとか気になることも多い。
来年はお金貯めて遠征したいなぁ。狙うは京都か名古屋か。(北九州はさすがに遠いため)
今日は本選の隣で日本統率者選手権という大規模(?)な大会が行なわれました。参加人数とかはまだわからないけれど日本とか冠した大会だけあって全国から猛者が集まるイメージなんだけど。立川からも何人か参加しに行ってました。今回は勲章というものが存在してあらかじめ公開されていたお題を達成すると勲章が貰える。勲章を得ると賞品がもらえるらしい。
話によれば開始直前にルール変更があったんだとか。これだけ大きな風呂敷を広げといて直前にルール変更は正直、どうなんだろうか。お題を達成するために多少、専用構築にしてきた人もいるだろうし、それを直前で瓦解させかねない。マリガンもまったく種類が変わってしまうし、運営サイドは今回のことを鑑みて改善に努めてほしいなと思います。(自分、参加してないけど)
詳細な情報は出てないみたいだけど会場ではやはりイナーラやトラシオス&ティムナが人気で多かったみたい。勲章には目もくれず、勝利を追求する姿勢の表れだろうか。他にどんなジェネラルがいたのか気になる。BMさんには是非、カバレージか何かで記事にしてほしい。
そんな中、いつも一緒にEDHをやってる身内の一人であるはくさんが並みいる猛者たちを退けて、なんと優勝!!!
トラシオス&ティムナ×3に対するグレンゾ。妨害5発を掻い潜りながら勝利を掴むという離れ業を見せつける。是非とも横で対戦を見てみたかった。嬉しく思うと同時に普段こんなすごい人とEDHやってるのかという事実を再認識。
当初の目当てだった勲章も得られたようだし、はくさん、おめでとうございます。並びに他に参加していた人たちもお疲れ様でした。
東京にいながら買い物を仲間たちにお願いしてちゃっかりMFの恩恵を受けている。頼んでたカードもそうだけど、あと一日あるけど、みんなの土産話が今から楽しみです。ゲストで来てたプレーヤーたちはどんな感じだったのかとか、珍しいジェネラル、カード見たかとか気になることも多い。
来年はお金貯めて遠征したいなぁ。狙うは京都か名古屋か。(北九州はさすがに遠いため)
どうも。名古屋ではGPことMFが執り行われ、本選もさることながらEDHも盛り上がっているようですね。話は逸れますが昨日、対戦相手の方のDNに更新がみられなかったので勝利を得たものと思っています。
そんな今日は職場の同僚が他所に飛ばされるのが確定してしまった。仲のいい同僚だったのに……。行き場がなくなった俺は名古屋に行っている仲間にfoilカードの調達を依頼するのであった。(仲間のおかげで金属モックスとボディ・スナッチャーのfoilは手に入ったようだ)名古屋は暇とお金があれば行きたかったけどお金の面がどうにもねぇ。次回はもっとリーズナブルなEDH絡みのイベントが執り行われれば幸いです。実際、現場がどんな雰囲気なのかも気になる。
ヴァロルズを崩さず使えることがわかったので少しの間偏平足ことパーフォロスを回すのか……?
そんな今日は職場の同僚が他所に飛ばされるのが確定してしまった。仲のいい同僚だったのに……。行き場がなくなった俺は名古屋に行っている仲間にfoilカードの調達を依頼するのであった。(仲間のおかげで金属モックスとボディ・スナッチャーのfoilは手に入ったようだ)名古屋は暇とお金があれば行きたかったけどお金の面がどうにもねぇ。次回はもっとリーズナブルなEDH絡みのイベントが執り行われれば幸いです。実際、現場がどんな雰囲気なのかも気になる。
ヴァロルズを崩さず使えることがわかったので少しの間偏平足ことパーフォロスを回すのか……?
10/31 カードショップ サトpin EDH
2019年10月31日 Magic: The Gathering今宵はハロウィン。渋谷で騒ぐであろうパリピどもには目もくれず、今日も今日とてEDH。
ツイッターで取り上げといて持ってかないわけにもいかないだろうなと思い、パーフォロスで参戦。一年以上空いたか?
対戦したジェネラルはフェルドン、ムルドローサ、梓、ガルタ、エムリー、キナイオス&ティロなどなど。
エルドレインでトーブランとか強そうなパーツ増えたので組み直して持っていきました。相変わらず交渉とかいう高尚なことはできやしない。
忠実な弟子がけっこう強く思えました。
久しぶりに回すと面白いデッキでした。
名古屋に行く人は頑張ってください。
面白い土産話を楽しみにしてます。
ツイッターで取り上げといて持ってかないわけにもいかないだろうなと思い、パーフォロスで参戦。一年以上空いたか?
対戦したジェネラルはフェルドン、ムルドローサ、梓、ガルタ、エムリー、キナイオス&ティロなどなど。
エルドレインでトーブランとか強そうなパーツ増えたので組み直して持っていきました。相変わらず交渉とかいう高尚なことはできやしない。
忠実な弟子がけっこう強く思えました。
久しぶりに回すと面白いデッキでした。
名古屋に行く人は頑張ってください。
面白い土産話を楽しみにしてます。
唐突ですが、来週の月曜日は祝日。祝日といえばカードショップ サトpinでは時折、EDHのイベントが開かれます。イベントというのも特殊なルールで遊ぶイベントです。
今回のイベントはその名も天変地異。ファミコンくん2号店で遊んでた人なら記憶に残ってる人もいるかもしれない。かなり簡単に説明するとランダムでソーサリーが唱えられます。内容や対象もランダム。(ハルマゲドンをはじめとする土地全破壊系のスペルは混じってないらしい)
具体的なエピソードとしては自分が遊んだ時は、蟲の収穫(墓地に土地がなくて何も起こらなかった)、探検(手札に土地がなかったため1ドローのみ)、魂の威厳(場に何もいなかったため何も起こらず)と嬉しいんだか悲しいんだかといった内容でした。
友人はケフネト最後の言葉でトラウマを植えつけられたらしい。入ってるかわからないけどギャンブルとか追加ターンとか宝船の巡航とか引いて嬉しいソーサリーは多いですよね。そこまで優しい世界かはともかくとして。
普段と違うEDHをやってみたいという方はいかかでしょうか?
こんな紹介してるけど自分は職場のイベントで夕方まで拘束されるのでした。(草も生えない)
今回のイベントはその名も天変地異。ファミコンくん2号店で遊んでた人なら記憶に残ってる人もいるかもしれない。かなり簡単に説明するとランダムでソーサリーが唱えられます。内容や対象もランダム。(ハルマゲドンをはじめとする土地全破壊系のスペルは混じってないらしい)
具体的なエピソードとしては自分が遊んだ時は、蟲の収穫(墓地に土地がなくて何も起こらなかった)、探検(手札に土地がなかったため1ドローのみ)、魂の威厳(場に何もいなかったため何も起こらず)と嬉しいんだか悲しいんだかといった内容でした。
友人はケフネト最後の言葉でトラウマを植えつけられたらしい。入ってるかわからないけどギャンブルとか追加ターンとか宝船の巡航とか引いて嬉しいソーサリーは多いですよね。そこまで優しい世界かはともかくとして。
普段と違うEDHをやってみたいという方はいかかでしょうか?
こんな紹介してるけど自分は職場のイベントで夕方まで拘束されるのでした。(草も生えない)
EDH:新デッキ検討
2019年10月29日 Magic: The Gathering下ブレの秋もあとひと月ちょっとで終わる。(冬が上ブレとは言ってない)
EDHにおいて最近、ヴァロルズばかり回してたからたまには他のデッキも使うかってなったのだけど、手元に同じようなデッキしか残ってなかった。というわけでたまには違うデッキも考えてみるかと思い立つ。
自分の場合はやることが最初からはっきりしてて、(基本的には)自分のことだけやって勝つみたいなデッキを好んで使ってます。妨害は最小限でそれもあくまで自分の勝ちに繋げるために使う。ギトラグやヴァロルズ、ヴァニファールなんかはその辺がかっちりしてるジェネラルかと思います。
ただそういったジェネラルは総じてジェネラル自体が虐待されやすかったり、ジェネラルが着地した段階でリーチみたいなところがあるので当然、妨害を構えられます。そのためにカウンターを抱えたり、その上から強引に勝ちに行く手段を構えたりすることもできるはできるけど毎度都合よくできるわけではない。それに対して妨害は毎回飛んでくる。
そんな状況だったので友人からたまには虐待されにくいジェネラルを使ってみてはどうかと勧められた。勿論のことだがそれでよくわからんへなちょこみたいなジェネラルでデッキ組んでも話にならないのでそれなりにしっかり周りと勝負もできるデッキを考えてみよう。
と、考えてみたもののまともに組めそうなものはパッとは思い浮かばず。今は使ってないデッキのリメイクとかも考えたけど勝負になるか怪しいところ。話によればプローシュやケスみたいなタイプがオススメらしい。黒緑か青緑で組むとして何がいるかなと。雑にゼガーナとかキデールとかどうなんでしょう?(無知)
久しぶりにハパチラとか組み直してもいいかもしれないけど勝負にならなそう。ジェネラルに依存せずに戦えるデッキってなると難しいな。
EDHにおいて最近、ヴァロルズばかり回してたからたまには他のデッキも使うかってなったのだけど、手元に同じようなデッキしか残ってなかった。というわけでたまには違うデッキも考えてみるかと思い立つ。
自分の場合はやることが最初からはっきりしてて、(基本的には)自分のことだけやって勝つみたいなデッキを好んで使ってます。妨害は最小限でそれもあくまで自分の勝ちに繋げるために使う。ギトラグやヴァロルズ、ヴァニファールなんかはその辺がかっちりしてるジェネラルかと思います。
ただそういったジェネラルは総じてジェネラル自体が虐待されやすかったり、ジェネラルが着地した段階でリーチみたいなところがあるので当然、妨害を構えられます。そのためにカウンターを抱えたり、その上から強引に勝ちに行く手段を構えたりすることもできるはできるけど毎度都合よくできるわけではない。それに対して妨害は毎回飛んでくる。
そんな状況だったので友人からたまには虐待されにくいジェネラルを使ってみてはどうかと勧められた。勿論のことだがそれでよくわからんへなちょこみたいなジェネラルでデッキ組んでも話にならないのでそれなりにしっかり周りと勝負もできるデッキを考えてみよう。
と、考えてみたもののまともに組めそうなものはパッとは思い浮かばず。今は使ってないデッキのリメイクとかも考えたけど勝負になるか怪しいところ。話によればプローシュやケスみたいなタイプがオススメらしい。黒緑か青緑で組むとして何がいるかなと。雑にゼガーナとかキデールとかどうなんでしょう?(無知)
久しぶりにハパチラとか組み直してもいいかもしれないけど勝負にならなそう。ジェネラルに依存せずに戦えるデッキってなると難しいな。
ブロール:ロークスワインの元首、アヤーラ
2019年10月28日 Magic: The Gathering土日とカードショップ サトpinにてブロールのイベントに参加してきました。アヤーラを回してそこそこ経つ。一応、卓の噛み合いもあり3,4勝はできた。
ここ最近で回した暫定的なリストを残しておこうと思う。
ジェネラル:ロークスワインの元首、アヤーラ
土地:22
沼×20
ロークスワイン城
爆発域
クリーチャー:26
どぶ骨
療養所の骸骨
骨の障壁
穢れ沼の騎士
ラゾテプの肉裂き
オルゾフの処罰者
群れの笛吹き男
忘れられた神々の僧侶
蠍の侍臣
疫病造り師
残忍な騎士
真夜中の死神
さえずる魔女
騒乱の落とし子
執念深い吸血鬼
戦慄の存在
意地悪な後見人
悪ふざけの名人、ランクル
夜の騎兵
永遠神バントゥ
破滅を囁くもの
厳格な者、コンラッド卿
血の美食家
高塔の憑依者
墓起こし
血の取引者、ヴィリス
インスタント・ソーサリー:5
灯の収穫
予期せぬ助力
名声の代価
陰惨な生類
戦慄衆の指揮
エンチャント:2
ケイヤ式幽体化
戦慄衆の侵略
アーティファクト:3
紋章旗
ボーラスの城塞
永遠の大釜
プレインズウォーカー:1
戦慄衆の将軍、リリアナ
明らかに弱いカードも混じってるけど、単色だとそもそも明確に強いカードもそうそう多くはないので。前の記事でも書きましたが、現スタンだとこと黒においては便利なドロースペルや全除去も少ないので些細なものでも採用しています。
あとは雑に単体で強い生物も採用しています。ヴィリスなんかはわかりやすいですね。環境にアリーラがそこそこいてフライヤーでぺちぺち殴られるのがキツいこともあったためフライヤーを前のリストより増量しています。
使ってみた感触としては永遠の大釜が意外にも強かった。生物を増量した甲斐もあって簡単に2マナとかで出せる。あとはコンラッドと謎のシナジーを形成したりします。骸骨たちもボトムに行ってしまうのは難点だけど些細なもんか。
あとはアヤーラを守るために防御のカードを数枚入れてるけど抜いてもいいかなーというところ。そもそも追放系の除去はかわせないし、後引きして弱いので。それなら軽量生物増量してもいいかもなと。
ドレインを繰り返しながら戦うのでそれなりに息が長く戦えるかなという印象。ジワジワとライフを削りながら大量リアニスペルで息の根を止めたり、血の美食家やコンラッドでクロックを上げていくのが定石か。
使ってて楽しいデッキなので今後も回していきたいと思います。
日曜のイベントでプレイングについて思うことがあったので文章がまとまったらそのことについて書こうかな。
ここ最近で回した暫定的なリストを残しておこうと思う。
ジェネラル:ロークスワインの元首、アヤーラ
土地:22
沼×20
ロークスワイン城
爆発域
クリーチャー:26
どぶ骨
療養所の骸骨
骨の障壁
穢れ沼の騎士
ラゾテプの肉裂き
オルゾフの処罰者
群れの笛吹き男
忘れられた神々の僧侶
蠍の侍臣
疫病造り師
残忍な騎士
真夜中の死神
さえずる魔女
騒乱の落とし子
執念深い吸血鬼
戦慄の存在
意地悪な後見人
悪ふざけの名人、ランクル
夜の騎兵
永遠神バントゥ
破滅を囁くもの
厳格な者、コンラッド卿
血の美食家
高塔の憑依者
墓起こし
血の取引者、ヴィリス
インスタント・ソーサリー:5
灯の収穫
予期せぬ助力
名声の代価
陰惨な生類
戦慄衆の指揮
エンチャント:2
ケイヤ式幽体化
戦慄衆の侵略
アーティファクト:3
紋章旗
ボーラスの城塞
永遠の大釜
プレインズウォーカー:1
戦慄衆の将軍、リリアナ
明らかに弱いカードも混じってるけど、単色だとそもそも明確に強いカードもそうそう多くはないので。前の記事でも書きましたが、現スタンだとこと黒においては便利なドロースペルや全除去も少ないので些細なものでも採用しています。
あとは雑に単体で強い生物も採用しています。ヴィリスなんかはわかりやすいですね。環境にアリーラがそこそこいてフライヤーでぺちぺち殴られるのがキツいこともあったためフライヤーを前のリストより増量しています。
使ってみた感触としては永遠の大釜が意外にも強かった。生物を増量した甲斐もあって簡単に2マナとかで出せる。あとはコンラッドと謎のシナジーを形成したりします。骸骨たちもボトムに行ってしまうのは難点だけど些細なもんか。
あとはアヤーラを守るために防御のカードを数枚入れてるけど抜いてもいいかなーというところ。そもそも追放系の除去はかわせないし、後引きして弱いので。それなら軽量生物増量してもいいかもなと。
ドレインを繰り返しながら戦うのでそれなりに息が長く戦えるかなという印象。ジワジワとライフを削りながら大量リアニスペルで息の根を止めたり、血の美食家やコンラッドでクロックを上げていくのが定石か。
使ってて楽しいデッキなので今後も回していきたいと思います。
日曜のイベントでプレイングについて思うことがあったので文章がまとまったらそのことについて書こうかな。
10/27 カードショップ サトpin ブロール
2019年10月27日 Magic: The Gathering昨日はファミレスで男5人でキャッキャした後に帰宅。帰宅後はデッキを改造。大型フライヤー増量したのと、永遠の大釜を入れてみました。
対戦してもらったのはアヤーラ、ニーキャ、再誕ニヴ、灯争大戦ニッサ、ガラク、ケンリス王などなど。
序盤は事故が多くゲームにならず。適当に生物出してると隣の人がいつの間にか死んでしまうことが多々。
盤面に明らかな脅威が多方面にいると対処が難しいから交渉せざる得ない場面が多かったような。普段、EDHでもあまり他人のアクションに口出ししないけど自分が動けないことも多いため。
今後は日曜もブロールイベントがあるらしいので懲りずに行きたいと思います。
対戦してもらったのはアヤーラ、ニーキャ、再誕ニヴ、灯争大戦ニッサ、ガラク、ケンリス王などなど。
序盤は事故が多くゲームにならず。適当に生物出してると隣の人がいつの間にか死んでしまうことが多々。
盤面に明らかな脅威が多方面にいると対処が難しいから交渉せざる得ない場面が多かったような。普段、EDHでもあまり他人のアクションに口出ししないけど自分が動けないことも多いため。
今後は日曜もブロールイベントがあるらしいので懲りずに行きたいと思います。
今日は土曜でしたがブロールのイベント、ブロールウィークエンドに行ってきました。参加者7人?普段はEDHやってる人たちも各々デッキを組んで遊びました。
自分は高マナ域のクリーチャー足したアヤーラで参加。
対戦してもらったジェネラルはアリーラ、コルヴォルド、フェザー、ケンリス王、灯争対戦ドムリなどなど。
フェザーはいろいろギミックがあって楽しそう。フェザーがいると出来事も使い回せるのは知らなかった。時折、飛び出してくるエンパレスの宝剣に怯えながら戦ってました。
ケンリス王戦ではかまどと使い魔のコンボが猫煮込みうどんとかいうサイコな呼称されてて……。
アヤーラは出して横に生物並べるだけでライフ削るのでヘイト管理的なものが難しい。コンラッド卿とか出してるとライフがガリガリ削れるため。
明日もブロールのイベントあるみたいなので行ってみたいと思います。
デッキまたいじるか。
自分は高マナ域のクリーチャー足したアヤーラで参加。
対戦してもらったジェネラルはアリーラ、コルヴォルド、フェザー、ケンリス王、灯争対戦ドムリなどなど。
フェザーはいろいろギミックがあって楽しそう。フェザーがいると出来事も使い回せるのは知らなかった。時折、飛び出してくるエンパレスの宝剣に怯えながら戦ってました。
ケンリス王戦ではかまどと使い魔のコンボが猫煮込みうどんとかいうサイコな呼称されてて……。
アヤーラは出して横に生物並べるだけでライフ削るのでヘイト管理的なものが難しい。コンラッド卿とか出してるとライフがガリガリ削れるため。
明日もブロールのイベントあるみたいなので行ってみたいと思います。
デッキまたいじるか。
10/25 カードショップ サトpin EDH
2019年10月25日 Magic: The Gathering仲の良い同僚が辞めてしまって悲哀にまみれた前日。だが今日も札で殴り合いに行く。なんだか久しぶりに感じるEDH。ヴァロルズで行きました。
対戦してもらったのはトラシオス&ティムナ、青白ダクソス、ウルザ、梓、エムリー。
プレミというか単純に下手なプレイングが多かった。サイクロンの裂け目の超過を失念するとか何をやってるんだ俺は。あと墓地対策ケアできたと思ってたら浅すぎる墓穴の上から記憶の旅で吹っ飛ばされたりと迂闊な動きが多かったかなと。(魔力の墓所で死期が迫っていたとはいえ)
明日は時間があればブロールウィークエンドっていうのに出てみようかな。
対戦してもらったのはトラシオス&ティムナ、青白ダクソス、ウルザ、梓、エムリー。
プレミというか単純に下手なプレイングが多かった。サイクロンの裂け目の超過を失念するとか何をやってるんだ俺は。あと墓地対策ケアできたと思ってたら浅すぎる墓穴の上から記憶の旅で吹っ飛ばされたりと迂闊な動きが多かったかなと。(魔力の墓所で死期が迫っていたとはいえ)
明日は時間があればブロールウィークエンドっていうのに出てみようかな。
ブロール:デッキ構築
2019年10月24日 Magic: The Gathering友人もやってたので自分もやってみようと。
週末にブロールウィークエンドというイベントも行われるのでデッキを見直してブラッシュアップしていこうという魂胆。
ジェネラル:ロークスワインの元首、アヤーラ
土地:22
沼×19
魔女の小屋
ロークスワイン城
爆発域
クリーチャー:24
療養所の骸骨
どぶ骨
大釜の使い魔
骨の障壁
穢れ沼の騎士
ラゾテプの肉裂き
オルゾフの処罰者
忘れられた神々の僧侶
群れの笛吹き男
蠍の侍臣
疫病造り師
残忍な騎士
真夜中の死神
失われた軍団
悪ふざけの名人、ランクル
さえずる魔女
意地悪な後見人
戦慄の存在
騒乱の落とし子
沼のいたずら好き
夜の騎兵
永遠神バントゥ
血の美食家
厳格な者、コンラッド卿
インスタント・ソーサリー:8
灯の収穫
予期せぬ助力
凶兆の果実
名声の代価
煤の儀式
陰慘な生類
死の味
戦慄衆の指揮
エンチャント:2
ケイヤ式幽体化
戦慄衆の侵略
アーティファクト:2
魔女のかまど
ボーラスの城塞
プレインズウォーカー:1
戦慄衆の将軍、リリアナ
手元にあったカードででっち上げたデッキ。急ごしらえで組んだ割にはそこそこ戦えたかなという印象。普段のEDHと違って一瞬でゲームが終わるコンボがほとんどないため、じっくりとライフでアドバンテージとれるようにと組んでみました。まだまだ調整中。
前の記事でも書きましたが黒は優良なフライヤーが多いためその辺を入れ替えてもいいと思う。煤の儀式はアヤーラを含め、こっちの盤面の方が被害を受けることが多かったため抜けそう。食物シナジーのカードたちもこのデッキだと単体で強いカード入れた方がいいかも。
まだ回数はそこまで多く回してないので実戦踏まえながら調整していきたいと思います。
週末にブロールウィークエンドというイベントも行われるのでデッキを見直してブラッシュアップしていこうという魂胆。
ジェネラル:ロークスワインの元首、アヤーラ
土地:22
沼×19
魔女の小屋
ロークスワイン城
爆発域
クリーチャー:24
療養所の骸骨
どぶ骨
大釜の使い魔
骨の障壁
穢れ沼の騎士
ラゾテプの肉裂き
オルゾフの処罰者
忘れられた神々の僧侶
群れの笛吹き男
蠍の侍臣
疫病造り師
残忍な騎士
真夜中の死神
失われた軍団
悪ふざけの名人、ランクル
さえずる魔女
意地悪な後見人
戦慄の存在
騒乱の落とし子
沼のいたずら好き
夜の騎兵
永遠神バントゥ
血の美食家
厳格な者、コンラッド卿
インスタント・ソーサリー:8
灯の収穫
予期せぬ助力
凶兆の果実
名声の代価
煤の儀式
陰慘な生類
死の味
戦慄衆の指揮
エンチャント:2
ケイヤ式幽体化
戦慄衆の侵略
アーティファクト:2
魔女のかまど
ボーラスの城塞
プレインズウォーカー:1
戦慄衆の将軍、リリアナ
手元にあったカードででっち上げたデッキ。急ごしらえで組んだ割にはそこそこ戦えたかなという印象。普段のEDHと違って一瞬でゲームが終わるコンボがほとんどないため、じっくりとライフでアドバンテージとれるようにと組んでみました。まだまだ調整中。
前の記事でも書きましたが黒は優良なフライヤーが多いためその辺を入れ替えてもいいと思う。煤の儀式はアヤーラを含め、こっちの盤面の方が被害を受けることが多かったため抜けそう。食物シナジーのカードたちもこのデッキだと単体で強いカード入れた方がいいかも。
まだ回数はそこまで多く回してないので実戦踏まえながら調整していきたいと思います。
時間があったので前回のシナリオの反省会を。
・ストーリー、内容について
前回まで登場人物やネタ要素が多すぎて話がまとまらずに無駄に間延びしてしまうことが多かった。そこを踏まえてできるだけ登場人物や物語のキーになるイベントを絞れるように意識しました。(結果として校長と担任がほぼ空気になったけど)
リプレイ内でも書いていたのですがストーリーを進行してる途中で本来のシナリオと急遽内容を変更した部分があります。具体的に言うと蒼井さんの設定です。当初、蒼井さんは実は偽名を使って学園に潜入していたFHエージェントで見えざる霧事件で死んでしまった冬島の親友という設定でした。事件時には既にオーヴァードに覚醒していて、記憶操作をされたフリをした彼女は親友の死という事実をもみ消したUGNを恨み、FHに春日の部下として身を落とす。幽霊騒ぎと親友の関連を疑った彼女は独断で学園に潜入。それを追うかたちで春日もお目付け役として潜入。PCたちで言うところの早戸と飯上のポジションを担っていたわけですね。夜の学園に潜入した際に初手の言動から正体がバレそうになり、初手の口を封じる。現場を一同に見られて結局、正体が露見するとこまで設定してました。
しかし、物語を進めていく中でPC側のNPCである蒼井が退場してしまうと夜の学校に居残ることを提案する狂言回しがいなくなってしまう。そうするにしても上記の設定で進めると蒼井から学校に居残ることを提案すること自体が不自然になってしまう。そう考えて蒼井は蒼井のままで残ってもらいました。(ちなみに蒼井さんは設定ではサラマンダー軸の刀使い。武士口調が混じるバリバリの侍女子高生という裏の顔を持ってました)
・PL側とGMのハンドアウト等の内容のすり合わせが不十分
今回、ハンドアウトの発表がけっこうギリギリになってしまったこともあり、網羅した内容をPL側に浸透させる時間が少なくなってしまった。こちらとしては既に一読してる体で進めてしまったためキャラクターたちの関係性や前日談として設定されていた事件のことなどがまとまっておらず、進行が止まってしまうことが多々起こってしまった。開始前にハンドアウトをおさらいする時間とかとった方がよかった。
あとこれに関連して時間短縮も兼ねてキャラメイクはセッションの1週間前くらいに配布して各自にやってもらった方がいいねってなった。今回、比較的に今まで進行がスムーズでトータルの時間も短くて済んだのでこれやるともっと時間短縮できそう。
・張須と不知火の立ち位置が逆
PL側からの指摘。自分もそうすればよかったなとシナリオ進めながら思った。PC1とPC2にはそれぞれUGNと協力して事件解決する理由を持たせたく、不知火には友達である最高を助けるという理由を設定しました。張須には友人である蒼井を助けたい(FHっていう悪い組織から取り返したい)という目的で協力させるという進行を考えていました。ただ上記のように途中で設定を変えてしまったためこんな矛盾が起こってしまいました。
主人公を勧誘するパートは毎回、難航するのでもう少しうまくやりたい。
・PCとエネミーの実力の乖離
簡単に言うとPCたちと比較して敵が弱過ぎねぇかと。正直、1戦目は戦闘におけるPCのお披露目の場所だと思ってるので敵もそこそこの性能でいいかなと思ってます。問題は大ボスに当たる2回戦目。今回、既存のデータを少しいじった程度のボスを作ったのですが手も足も出ずに2Tで退場。何回か死んでロイスを切らないといけないというヒリヒリ感がないとPL側からしたらぬるゲーになってしまうのでもう少し工夫が必要。具体的には頭数の増量とボスのデータいじり。今回、ボスはHPを増やしただけなので一瞬で2/3くらいのライフを削られてしまった。もっとエフェクト足すとかしないとまともに戦えない。(あと後から思い出したけどダメージ判定の時に上乗せする数値忘れてたりしたのも要因か)
ストーリーを進めることも大事なので戦闘が速やかに終わる分にはそこまで気にしなくてもいいのではという意見もあり。
・経験点の設定
これに関しては未だに正解がわからない。今回は技能やエフェクトのレベルを上げられる、取得できるというところから155点に設定しました。今回は財産点使って無理矢理、情報収集とかを突破されることもあったけどこれに関しては正直、開示される方が話が早いので別にいいかなと。ウロボロスを解禁しているので多少、経験点を多めに設定しないと恩恵が受けにくく意味がないのではという意見もあり、この辺りが適正なのかなと思っている。仮に130とかでやるとどうなるのかという疑問もあるけど、あまり窮屈に遊ぶのもなんなので。
・リプレイに言ってない台詞が入ってる、実際にシナリオでやっていた(卑猥な)描写が含まれていない
PL側からの指摘。うるせー、黙ってろ。
まず前提としてリプレイを書くにあたって(そもそも今回書くつもりもなかった)レコーダーとかを使用しているわけでもないので、単純に展開とかやりとりを忘れてしまってることもある。ただすっぽり抜けたままだと物語が伝わりにくいので便宜上、他の表現で補填させてもらっているのは容赦してもらいたい。
あとはストーリーにほぼ絡まない取って付けたような設定に関してはまぁ個々人で楽しんでほしい。
大きな反省としてはこんなところか。
物語の展開自体はスムーズにできたし、内容も前回よりは簡潔にできたかなと思ったけど細かい描写はもう少し考えていきたいですね。
今は何にも土台や閃きがないので次回作はしばらく先になりそう。
遊んでくれた方々、ありがとうございました。
・ストーリー、内容について
前回まで登場人物やネタ要素が多すぎて話がまとまらずに無駄に間延びしてしまうことが多かった。そこを踏まえてできるだけ登場人物や物語のキーになるイベントを絞れるように意識しました。(結果として校長と担任がほぼ空気になったけど)
リプレイ内でも書いていたのですがストーリーを進行してる途中で本来のシナリオと急遽内容を変更した部分があります。具体的に言うと蒼井さんの設定です。当初、蒼井さんは実は偽名を使って学園に潜入していたFHエージェントで見えざる霧事件で死んでしまった冬島の親友という設定でした。事件時には既にオーヴァードに覚醒していて、記憶操作をされたフリをした彼女は親友の死という事実をもみ消したUGNを恨み、FHに春日の部下として身を落とす。幽霊騒ぎと親友の関連を疑った彼女は独断で学園に潜入。それを追うかたちで春日もお目付け役として潜入。PCたちで言うところの早戸と飯上のポジションを担っていたわけですね。夜の学園に潜入した際に初手の言動から正体がバレそうになり、初手の口を封じる。現場を一同に見られて結局、正体が露見するとこまで設定してました。
しかし、物語を進めていく中でPC側のNPCである蒼井が退場してしまうと夜の学校に居残ることを提案する狂言回しがいなくなってしまう。そうするにしても上記の設定で進めると蒼井から学校に居残ることを提案すること自体が不自然になってしまう。そう考えて蒼井は蒼井のままで残ってもらいました。(ちなみに蒼井さんは設定ではサラマンダー軸の刀使い。武士口調が混じるバリバリの侍女子高生という裏の顔を持ってました)
・PL側とGMのハンドアウト等の内容のすり合わせが不十分
今回、ハンドアウトの発表がけっこうギリギリになってしまったこともあり、網羅した内容をPL側に浸透させる時間が少なくなってしまった。こちらとしては既に一読してる体で進めてしまったためキャラクターたちの関係性や前日談として設定されていた事件のことなどがまとまっておらず、進行が止まってしまうことが多々起こってしまった。開始前にハンドアウトをおさらいする時間とかとった方がよかった。
あとこれに関連して時間短縮も兼ねてキャラメイクはセッションの1週間前くらいに配布して各自にやってもらった方がいいねってなった。今回、比較的に今まで進行がスムーズでトータルの時間も短くて済んだのでこれやるともっと時間短縮できそう。
・張須と不知火の立ち位置が逆
PL側からの指摘。自分もそうすればよかったなとシナリオ進めながら思った。PC1とPC2にはそれぞれUGNと協力して事件解決する理由を持たせたく、不知火には友達である最高を助けるという理由を設定しました。張須には友人である蒼井を助けたい(FHっていう悪い組織から取り返したい)という目的で協力させるという進行を考えていました。ただ上記のように途中で設定を変えてしまったためこんな矛盾が起こってしまいました。
主人公を勧誘するパートは毎回、難航するのでもう少しうまくやりたい。
・PCとエネミーの実力の乖離
簡単に言うとPCたちと比較して敵が弱過ぎねぇかと。正直、1戦目は戦闘におけるPCのお披露目の場所だと思ってるので敵もそこそこの性能でいいかなと思ってます。問題は大ボスに当たる2回戦目。今回、既存のデータを少しいじった程度のボスを作ったのですが手も足も出ずに2Tで退場。何回か死んでロイスを切らないといけないというヒリヒリ感がないとPL側からしたらぬるゲーになってしまうのでもう少し工夫が必要。具体的には頭数の増量とボスのデータいじり。今回、ボスはHPを増やしただけなので一瞬で2/3くらいのライフを削られてしまった。もっとエフェクト足すとかしないとまともに戦えない。(あと後から思い出したけどダメージ判定の時に上乗せする数値忘れてたりしたのも要因か)
ストーリーを進めることも大事なので戦闘が速やかに終わる分にはそこまで気にしなくてもいいのではという意見もあり。
・経験点の設定
これに関しては未だに正解がわからない。今回は技能やエフェクトのレベルを上げられる、取得できるというところから155点に設定しました。今回は財産点使って無理矢理、情報収集とかを突破されることもあったけどこれに関しては正直、開示される方が話が早いので別にいいかなと。ウロボロスを解禁しているので多少、経験点を多めに設定しないと恩恵が受けにくく意味がないのではという意見もあり、この辺りが適正なのかなと思っている。仮に130とかでやるとどうなるのかという疑問もあるけど、あまり窮屈に遊ぶのもなんなので。
・リプレイに言ってない台詞が入ってる、実際にシナリオでやっていた(卑猥な)描写が含まれていない
PL側からの指摘。
まず前提としてリプレイを書くにあたって(そもそも今回書くつもりもなかった)レコーダーとかを使用しているわけでもないので、単純に展開とかやりとりを忘れてしまってることもある。ただすっぽり抜けたままだと物語が伝わりにくいので便宜上、他の表現で補填させてもらっているのは容赦してもらいたい。
あとはストーリーにほぼ絡まない取って付けたような設定に関してはまぁ個々人で楽しんでほしい。
大きな反省としてはこんなところか。
物語の展開自体はスムーズにできたし、内容も前回よりは簡潔にできたかなと思ったけど細かい描写はもう少し考えていきたいですね。
今は何にも土台や閃きがないので次回作はしばらく先になりそう。
遊んでくれた方々、ありがとうございました。
ブロールを遊んでみて
2019年10月22日 Magic: The Gathering昨日も書きましたが、ブロールのデッキを組んで遊んでみました。意外にも他のEDH勢もデッキを組んできてて2卓もたっていた。カードショップ サトpinでは月曜の他に日曜もブロールのイベントが今後、行われる予定で、今週末はブローる・ウィークエンドなるイベントも土日に行われるのでEDHと同じく、今後も盛り上がればいいなと。
自分は商品で残っていたレアや気まぐれで買ったパックから出たカードを寄せ集めてデッキを組みました。現スタンではオーコ等、一部高額なカードは存在するものの始めるにあたってもEDHほどデッキを組むハードルがそこまで高くならないのもいいですね。(あくまで個人の感覚によるが)
その中でも自分は安く組めそうな単色を選択。色にもよりますが多色にするとショックランドやガチョウが欲しくなりそうなのでそれらが絡まないカラーにしてみました。以前にやってた時もヤヘンニで組んでて多少、使い慣れた色というのもありますが。
実際に組んでみて黒単では以前のように便利なドローソースや全除去が少なくなったなという印象があります。自分が前やっていた時はドローで言えば高くつく略奪、薄暮軍団の盲信者、放埒、全除去ではバントゥ最後の算段、霰炎の責め苦、ファイレクシア教典など便利なパーツが多かったのですが現在は範囲が限られた全除去が多いのでこっちが被害を多く受けたりもするので採用を考えさせられる。ドローも今は永遠神バントゥとか真夜中の死神が採用できるところ。
あとはコンボの存在でしょうか。ヤヘンニを組んでいた時はジェネラル込みで4枚必要とはいえ無限コンボができたり富の享楽のような全除去と合わせて一発逆転が狙えるカードもありました。今の環境では単色以外に目を向けてもあまりないような……。フェイ庄の古老をアンタップし続けて無限マナが可能らしいですがそのくらいか。殴ったり、盤面を制圧したりして真っ当に戦うことが求められているのかなといった印象です。
あと個人的には昔で言うナントゥーコの鞘虫みたいなサクリ台が欲しい。能動的にPIG能力を誘発させられるのは今のデッキではかなり意味がある。
根源的なところでいえばスタンダードでもEDHでもお声がかからないようなカードをかき集めてデッキを組んで戦えるのは面白いなと思いました。序盤もゆっくり展開されることが多いので普段のように数Tでゲーム終了ってこともない。
思いのほか楽しかったので週末に向けてまた調整していきたいと思います。
また記事書く機会もあるかと思いますが今回はこの辺で。
自分は商品で残っていたレアや気まぐれで買ったパックから出たカードを寄せ集めてデッキを組みました。現スタンではオーコ等、一部高額なカードは存在するものの始めるにあたってもEDHほどデッキを組むハードルがそこまで高くならないのもいいですね。(あくまで個人の感覚によるが)
その中でも自分は安く組めそうな単色を選択。色にもよりますが多色にするとショックランドやガチョウが欲しくなりそうなのでそれらが絡まないカラーにしてみました。以前にやってた時もヤヘンニで組んでて多少、使い慣れた色というのもありますが。
実際に組んでみて黒単では以前のように便利なドローソースや全除去が少なくなったなという印象があります。自分が前やっていた時はドローで言えば高くつく略奪、薄暮軍団の盲信者、放埒、全除去ではバントゥ最後の算段、霰炎の責め苦、ファイレクシア教典など便利なパーツが多かったのですが現在は範囲が限られた全除去が多いのでこっちが被害を多く受けたりもするので採用を考えさせられる。ドローも今は永遠神バントゥとか真夜中の死神が採用できるところ。
あとはコンボの存在でしょうか。ヤヘンニを組んでいた時はジェネラル込みで4枚必要とはいえ無限コンボができたり富の享楽のような全除去と合わせて一発逆転が狙えるカードもありました。今の環境では単色以外に目を向けてもあまりないような……。フェイ庄の古老をアンタップし続けて無限マナが可能らしいですがそのくらいか。殴ったり、盤面を制圧したりして真っ当に戦うことが求められているのかなといった印象です。
あと個人的には昔で言うナントゥーコの鞘虫みたいなサクリ台が欲しい。能動的にPIG能力を誘発させられるのは今のデッキではかなり意味がある。
根源的なところでいえばスタンダードでもEDHでもお声がかからないようなカードをかき集めてデッキを組んで戦えるのは面白いなと思いました。序盤もゆっくり展開されることが多いので普段のように数Tでゲーム終了ってこともない。
思いのほか楽しかったので週末に向けてまた調整していきたいと思います。
また記事書く機会もあるかと思いますが今回はこの辺で。
カードショップ サトpin 10/21 月曜ブロール
2019年10月21日 Magic: The Gathering今日は手元に余ってたカードでデッキをでっち上げてブロールに参加しました。
ジェネラルは賞品のパックから出て来たアヤーラで組んでみました。
回した感じとしてはEDHでいうとこのパーフォロスに近いような。雑魚生物を出し続けてると相手のライフをどんどん減らせる。
言い方変えるとこんなんだから言い訳があまりできない。立ち回りが難しい感じもしました。
あとフライヤーが少ない構成になってるので空からフルボを喰らうことが何回か。諜報するデーモンとか足してもいいかも。また調整を続けたいと思います。近々リストとかも挙げつつ考えてみたいと思います。
安く組みたいならやはり単色。
ジェネラルは賞品のパックから出て来たアヤーラで組んでみました。
回した感じとしてはEDHでいうとこのパーフォロスに近いような。雑魚生物を出し続けてると相手のライフをどんどん減らせる。
言い方変えるとこんなんだから言い訳があまりできない。立ち回りが難しい感じもしました。
あとフライヤーが少ない構成になってるので空からフルボを喰らうことが何回か。諜報するデーモンとか足してもいいかも。また調整を続けたいと思います。近々リストとかも挙げつつ考えてみたいと思います。
安く組みたいならやはり単色。
土曜から何かと食べる機会が多かったここ二、三日。
土曜
同僚の送別会。知らない間に幹事をやらされた。
野菜が苦手な同僚のために肉バル アモーレという店を押さえる。最初のサラダ以外はほぼ肉類か炭水化物というヘヴィな内容。同僚も出席した人たちも喜んでくれたようで良かった。
仲のいい同僚だったのでまた職場からのストレスでカード買う機会が増えてしまうかもしれない。
日曜
友達とタチヒビーチへBBQへ。知らない間に幹事をやらされた。
子連れの友達もいて賑やかでした。場所だけ予約すればコンロやら炭も貸し出してくれて食材は向かいにあるららぽーとで調達できるからラクチンです。
炭火で焼いたパンが意外にも美味しかった。ちびっこたちと遊んで休日感溢れてた。
終わったあとはカードショップ サトpinへボドゲをやりに。遊んだのはイカサマゴキブリ、カンフーロード、潜入スパイ大脱出などなど。
終わったあとはしゃぶしゃぶへ。(いつも通りの流れ)
肉に塗れた土日だった。
明日は試しにブロールをやりに行きます。
あと肉以外食べよう。
土曜
同僚の送別会。知らない間に幹事をやらされた。
野菜が苦手な同僚のために肉バル アモーレという店を押さえる。最初のサラダ以外はほぼ肉類か炭水化物というヘヴィな内容。同僚も出席した人たちも喜んでくれたようで良かった。
仲のいい同僚だったのでまた職場からのストレスでカード買う機会が増えてしまうかもしれない。
日曜
友達とタチヒビーチへBBQへ。知らない間に幹事をやらされた。
子連れの友達もいて賑やかでした。場所だけ予約すればコンロやら炭も貸し出してくれて食材は向かいにあるららぽーとで調達できるからラクチンです。
炭火で焼いたパンが意外にも美味しかった。ちびっこたちと遊んで休日感溢れてた。
終わったあとはカードショップ サトpinへボドゲをやりに。遊んだのはイカサマゴキブリ、カンフーロード、潜入スパイ大脱出などなど。
終わったあとはしゃぶしゃぶへ。(いつも通りの流れ)
肉に塗れた土日だった。
明日は試しにブロールをやりに行きます。
あと肉以外食べよう。
ようやく最終回。
前回、春日という尊い犠牲を払いながらも幽霊(レネゲイドビーイング)が操る巨人を打倒することができた一同。任務完了の一報を受けたUGN井出地支部は戦場となった学校の復元を急いだ。巨人を構成していた廃材はすべて何事もなかったように元に戻されていた。しかし瓦礫をすべて始末したあとも春日の姿は発見されなかった。次の登校日にUGNの手引きで最高の疑いも晴れ、一連の幽霊騒ぎも終わりを迎えた。同時に帳教諭が一身上の都合で退職したということも知らされた。
戦いが終わって数日後。またいつもの朝がやってきた。登校する生徒たちに混じって学校までの道のりを飯上とライアは歩いていた。
ライア「みすぼらしい身なりで着いてこないでくれるかしら。」
飯上「あ?たまたま方向が一緒なんだよ。」
朝から喧嘩が起こりそうな二人だったが、そんな二人を一人の男が待ち構えていた。二人が目をやるとそこには白いスーツにところどころを包帯でぐるぐる巻きにされている春日の姿であった。春日は煙草を吸いながら睨むように二人の前に立ちはだかっていた。
飯上「ざっこwwなんだその格好は。」
春日「うるせぇ!お前らに協力してやったんだ。少しはありがたく思え。」
ライア「あら?自分で突攻していったように見えたけど?」
春日「やかましい!お前らの顔なんか見るのもうんざりだ。ただ……その、なんだ、短期間の潜入任務とはいえ自分が属していた学校だ。俺が教えた生徒(ガキ)どもによろしく伝えておけ。」
飯上・ライア「……。」
そんな春日の横を学園の女子生徒が通り過ぎる。女子生徒は口々に「帳先生、なんで辞めちゃったの。」、「私、先生の授業好きだったのに。」と話す。泣いている生徒までいた。春日は懐から自分が帳となっていた時に着ていたピンクのセーターを取り出す。まるでもうひとりの自分を見るように。
女子生徒A「あ、何、あのオッサン。セーターなんか見つめて気持ち悪い。」
女子生徒B「本当だ。包帯まで巻いて気味悪い。行こ、行こ。」
女子生徒は春日の不気味な姿を見ると一目散に学校の方へ走って行ってしまった。それを見た春日はセーターを引きちぎり、地面に叩きつけると何処へと走り去ってしまった。残された飯上とライアはその姿をただただ哀れみを帯びた視線で見送ることしかできなかった。
時間は経ち、最高は再び不知火を機械工学部の作業場に招待していた。作業場には以前もみた四足歩行のロボットの他に小さな動物を模したロボットまで作られていた。
最高「今回はお前らに助けてもらって本当に感謝しているよ。ありがとう。」
不知火「まぁ、いつか然るべき時に貸しは返してもらうよ。」
最高「はは、そう言うと思ってな。お前に是非乗って欲しいロボットがあるんだ。見てくれ。」
そう言いながら最高は白い布が掛かっていたロボットをお披露目とばかりに不知火に見せた。見ると肉抜きされた巨大なミニ四駆のようだった。とても速そうですね。
最高「後輩たちがゴーカートの要領で作ったんだが性能テストをしてほしいと頼まれてね。一緒に乗ってみないか?」
不知火「いや、俺はいいよ。」
最高「遠慮するなって、大丈夫、大丈夫だって。」
不知火「……しょうがねぇな。」
最高は不知火を助手席に乗せるとアクセルを思い切り踏み込んだ。思い切り走り出す車。一瞬で二人の姿は車両ごと見えなくなった。(本来はここまでの展開までだったのですがこの後、不知火は元来の強靭な肉体で衝突から守られ、最高は保健室に直行しました)
さらに時は過ぎて文化祭当日。そこにはタピオカ&クレープ屋を切り盛りする張須たちの姿があった。
蒼井「思ったより忙しいね。やっぱり早戸さんの黒蜜は大成功だね。」
早戸「本当、ここまで人気が出るとは思わなかったわ。」
屋台で作業をする一同。隣では慣れた手つきでクレープを焼く不知火の姿もある。大勢の来客で賑わう中、張須は屋台に向かってくる初老の男性の姿を見つけた。
保須田「やぁ、みんな。楽しんでいるかね?」
張須・早戸「保須田さん!」
保須田は他の客に混ざりながら一同の様子を見に来ていた。保須田の姿に気づいた蒼井が注文を受けると彼はタピオカを注文し受け取る。
保須田「見てごらん。これが君たちが守ったものだ。皆で一致団結して盛り上げる、楽しむ。これ以上に素晴らしいことはない。」
タピオカを口にしながら保須田は感慨深げに語る。
保須田「みんなで楽しみを共有する。これからの人生、君たちにも多くの楽しみが……。」
不知火「へい、クレープお待ち。」
語りが止まらない保須田の口に不知火は出来立てのクレープを突っ込む。保須田はまだ続けいてたが最早、何を言っているかは聞き取れなかった。そしてクレープを食べながらまた人ごみの中に消えていった。
蒼井「今の人、私たちのこと褒めてくれてたのかな?みんなで頑張ってよかったね。」
張須「そうだね。みんなで頑張った甲斐があるよ。」
蒼井「ねぇねぇ、高校卒業したら、みんなでタピオカ屋を開いてみない?」
張須・不知火・早戸「え……?」
暫しの沈黙を一同の間に流れる。しかしその沈黙もまた彼らの商品を求めてくる客の声に破られる。「いらっしゃいませ!」彼らのはつらつとした声が秋空に響いた。
終わり
とりあえずリプレイ終了です。便宜上、伝わりやすいように表現変えたりは許してほしい。また今度、今回のシナリオの反省などを書いていきたいと思います。参加してれた皆様、このリプレイを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
前回、春日という尊い犠牲を払いながらも幽霊(レネゲイドビーイング)が操る巨人を打倒することができた一同。任務完了の一報を受けたUGN井出地支部は戦場となった学校の復元を急いだ。巨人を構成していた廃材はすべて何事もなかったように元に戻されていた。しかし瓦礫をすべて始末したあとも春日の姿は発見されなかった。次の登校日にUGNの手引きで最高の疑いも晴れ、一連の幽霊騒ぎも終わりを迎えた。同時に帳教諭が一身上の都合で退職したということも知らされた。
戦いが終わって数日後。またいつもの朝がやってきた。登校する生徒たちに混じって学校までの道のりを飯上とライアは歩いていた。
ライア「みすぼらしい身なりで着いてこないでくれるかしら。」
飯上「あ?たまたま方向が一緒なんだよ。」
朝から喧嘩が起こりそうな二人だったが、そんな二人を一人の男が待ち構えていた。二人が目をやるとそこには白いスーツにところどころを包帯でぐるぐる巻きにされている春日の姿であった。春日は煙草を吸いながら睨むように二人の前に立ちはだかっていた。
飯上「ざっこwwなんだその格好は。」
春日「うるせぇ!お前らに協力してやったんだ。少しはありがたく思え。」
ライア「あら?自分で突攻していったように見えたけど?」
春日「やかましい!お前らの顔なんか見るのもうんざりだ。ただ……その、なんだ、短期間の潜入任務とはいえ自分が属していた学校だ。俺が教えた生徒(ガキ)どもによろしく伝えておけ。」
飯上・ライア「……。」
そんな春日の横を学園の女子生徒が通り過ぎる。女子生徒は口々に「帳先生、なんで辞めちゃったの。」、「私、先生の授業好きだったのに。」と話す。泣いている生徒までいた。春日は懐から自分が帳となっていた時に着ていたピンクのセーターを取り出す。まるでもうひとりの自分を見るように。
女子生徒A「あ、何、あのオッサン。セーターなんか見つめて気持ち悪い。」
女子生徒B「本当だ。包帯まで巻いて気味悪い。行こ、行こ。」
女子生徒は春日の不気味な姿を見ると一目散に学校の方へ走って行ってしまった。それを見た春日はセーターを引きちぎり、地面に叩きつけると何処へと走り去ってしまった。残された飯上とライアはその姿をただただ哀れみを帯びた視線で見送ることしかできなかった。
時間は経ち、最高は再び不知火を機械工学部の作業場に招待していた。作業場には以前もみた四足歩行のロボットの他に小さな動物を模したロボットまで作られていた。
最高「今回はお前らに助けてもらって本当に感謝しているよ。ありがとう。」
不知火「まぁ、いつか然るべき時に貸しは返してもらうよ。」
最高「はは、そう言うと思ってな。お前に是非乗って欲しいロボットがあるんだ。見てくれ。」
そう言いながら最高は白い布が掛かっていたロボットをお披露目とばかりに不知火に見せた。見ると肉抜きされた巨大なミニ四駆のようだった。とても速そうですね。
最高「後輩たちがゴーカートの要領で作ったんだが性能テストをしてほしいと頼まれてね。一緒に乗ってみないか?」
不知火「いや、俺はいいよ。」
最高「遠慮するなって、大丈夫、大丈夫だって。」
不知火「……しょうがねぇな。」
最高は不知火を助手席に乗せるとアクセルを思い切り踏み込んだ。思い切り走り出す車。一瞬で二人の姿は車両ごと見えなくなった。(本来はここまでの展開までだったのですがこの後、不知火は元来の強靭な肉体で衝突から守られ、最高は保健室に直行しました)
さらに時は過ぎて文化祭当日。そこにはタピオカ&クレープ屋を切り盛りする張須たちの姿があった。
蒼井「思ったより忙しいね。やっぱり早戸さんの黒蜜は大成功だね。」
早戸「本当、ここまで人気が出るとは思わなかったわ。」
屋台で作業をする一同。隣では慣れた手つきでクレープを焼く不知火の姿もある。大勢の来客で賑わう中、張須は屋台に向かってくる初老の男性の姿を見つけた。
保須田「やぁ、みんな。楽しんでいるかね?」
張須・早戸「保須田さん!」
保須田は他の客に混ざりながら一同の様子を見に来ていた。保須田の姿に気づいた蒼井が注文を受けると彼はタピオカを注文し受け取る。
保須田「見てごらん。これが君たちが守ったものだ。皆で一致団結して盛り上げる、楽しむ。これ以上に素晴らしいことはない。」
タピオカを口にしながら保須田は感慨深げに語る。
保須田「みんなで楽しみを共有する。これからの人生、君たちにも多くの楽しみが……。」
不知火「へい、クレープお待ち。」
語りが止まらない保須田の口に不知火は出来立てのクレープを突っ込む。保須田はまだ続けいてたが最早、何を言っているかは聞き取れなかった。そしてクレープを食べながらまた人ごみの中に消えていった。
蒼井「今の人、私たちのこと褒めてくれてたのかな?みんなで頑張ってよかったね。」
張須「そうだね。みんなで頑張った甲斐があるよ。」
蒼井「ねぇねぇ、高校卒業したら、みんなでタピオカ屋を開いてみない?」
張須・不知火・早戸「え……?」
暫しの沈黙を一同の間に流れる。しかしその沈黙もまた彼らの商品を求めてくる客の声に破られる。「いらっしゃいませ!」彼らのはつらつとした声が秋空に響いた。
終わり
とりあえずリプレイ終了です。便宜上、伝わりやすいように表現変えたりは許してほしい。また今度、今回のシナリオの反省などを書いていきたいと思います。参加してれた皆様、このリプレイを読んでくださった皆様、ありがとうございました。
なぜか掛け持ちで幹事とかいう苦行をやらされてる。
突如として廃材の巨人を作り出した少女の幽霊(レネゲイドビーイング)。一同はFHエージェント、春日を加えてこの強敵に挑むのであった。
以下、戦闘描写なのですが、この辺の記憶がだいぶあやふやで間違った描写多いかと思うのですがあしからず。戦闘は幽霊が操る巨人と迫撃砲的ユニットが2体です。(もう少し増やしてよかった)
まずは飯上が行動値を向上させるエフェクト、加速装置を使い、先行する。さらにジェネリックサイレンこと雨粒の矢で攻撃を拡散させ、マシラの如くで威力を上乗せするTEENAGE RIOTを繰り出す。次いで、早戸もハンドレッドガンズ、雷鳴の申し子、アタックプログラムで威力を増した弾丸を巨人にぶつける。二人のコンボ攻撃によって巨人に大ダメージを与える。
春日「ガキどもに力の使い方を教えてやる。」
そう言って今度は春日が目の前の迫撃砲に攻撃を仕掛ける。不屈の一撃で迫撃砲を粉砕する。(春日はサプリメントのデータをそのまま使用しましたがやたらと出目がよかった)
巨人は目の前にいた張須、不知火、早戸に対して全体攻撃を仕掛ける。その巨体で彼らを押しつぶさんとする。しかし張須への攻撃は不知火がカバーに入る。これにより、張須の身は守られる。高い生命力を誇る不知火と早戸もほぼ無傷で攻撃をやり過ごす。
返しに張須はハンドレッドガンズにより生成された銃を光の指先、ピンポイントレーザーによって強化。トリスケリオンで巨人にさらにダメージを与える。
一巡してなんと春日に手番が回ってくる。彼は巨人の懐に飛び込むと不屈の一撃をそのまま叩き込んだ。
巨人「グ、ガガ、ガ……。」
巨人の動きが止まるとその頭上に光が灯る。攻撃している春日以外の一同が巨人の頭上を見上げる。するとそこから少女が光となって天に昇っていくのが見えた。その表情は先ほどの険しい表情とは変わって安らかなものであった。
光が消えたと同時に巨人の身体は徐々に崩壊していった。攻撃直後で動きが止まっていた春日は降り注ぐ廃材を避けることができず、巨大な鉄塊に押しつぶされてしまった。
春日「ぐあ……!」
鉄塊が振ってきた勢いで春日がかけていた眼鏡が宙に舞い、一同のもとへ転がる。
早戸「春日さぁぁーーーん!!」
早戸の悲痛な(?)叫びがこだまするも目の前に残ったのは瓦礫の山であった。戦いは終わった。彼らは何も言うことはなかった。彼らは瓦礫の山に背を向けると帰路につくのだった。
続く
次回はエンディングパート。長かったリプレイもそろそろ終わり。
突如として廃材の巨人を作り出した少女の幽霊(レネゲイドビーイング)。一同はFHエージェント、春日を加えてこの強敵に挑むのであった。
以下、戦闘描写なのですが、この辺の記憶がだいぶあやふやで間違った描写多いかと思うのですがあしからず。戦闘は幽霊が操る巨人と迫撃砲的ユニットが2体です。(もう少し増やしてよかった)
まずは飯上が行動値を向上させるエフェクト、加速装置を使い、先行する。さらにジェネリックサイレンこと雨粒の矢で攻撃を拡散させ、マシラの如くで威力を上乗せするTEENAGE RIOTを繰り出す。次いで、早戸もハンドレッドガンズ、雷鳴の申し子、アタックプログラムで威力を増した弾丸を巨人にぶつける。二人のコンボ攻撃によって巨人に大ダメージを与える。
春日「ガキどもに力の使い方を教えてやる。」
そう言って今度は春日が目の前の迫撃砲に攻撃を仕掛ける。不屈の一撃で迫撃砲を粉砕する。(春日はサプリメントのデータをそのまま使用しましたがやたらと出目がよかった)
巨人は目の前にいた張須、不知火、早戸に対して全体攻撃を仕掛ける。その巨体で彼らを押しつぶさんとする。しかし張須への攻撃は不知火がカバーに入る。これにより、張須の身は守られる。高い生命力を誇る不知火と早戸もほぼ無傷で攻撃をやり過ごす。
返しに張須はハンドレッドガンズにより生成された銃を光の指先、ピンポイントレーザーによって強化。トリスケリオンで巨人にさらにダメージを与える。
一巡してなんと春日に手番が回ってくる。彼は巨人の懐に飛び込むと不屈の一撃をそのまま叩き込んだ。
巨人「グ、ガガ、ガ……。」
巨人の動きが止まるとその頭上に光が灯る。攻撃している春日以外の一同が巨人の頭上を見上げる。するとそこから少女が光となって天に昇っていくのが見えた。その表情は先ほどの険しい表情とは変わって安らかなものであった。
光が消えたと同時に巨人の身体は徐々に崩壊していった。攻撃直後で動きが止まっていた春日は降り注ぐ廃材を避けることができず、巨大な鉄塊に押しつぶされてしまった。
春日「ぐあ……!」
鉄塊が振ってきた勢いで春日がかけていた眼鏡が宙に舞い、一同のもとへ転がる。
早戸「春日さぁぁーーーん!!」
早戸の悲痛な(?)叫びがこだまするも目の前に残ったのは瓦礫の山であった。戦いは終わった。彼らは何も言うことはなかった。彼らは瓦礫の山に背を向けると帰路につくのだった。
続く
次回はエンディングパート。長かったリプレイもそろそろ終わり。
終わりが近いので駆け足。
情報収集を終えた一同は保須田の指示により、静まり返る休日の校内を進んでいた。
ライア「本当に都合よく幽霊が出てきてくれるかしらね。」
早戸「ん?あれ、誰でしょう?」
早戸が校庭を指差すとそこにはスーツ姿の男が一人佇んでいた。男は誰かを、何かを待っているようだった。この休日の学校で一体、何を待つというのだろうか。一同はゆっくりと男へ近づくと男もこちらに気がつき振り返った。
早戸「あれ?帳先生。」
帳「おや?皆さん、どうしたんですか、こんな時間に。」
不知火「それを言うなら先生こそどうしてここに?今日は学校休みでしょ?」
帳「いやぁ、最近、幽霊騒ぎが過熱化しているだろ?僕も見回りでもしようかと思ってね。」
飯上「志は立派だがあんたじゃ力不足だ。さっさと帰った方が身のためだぜ。」
帳「……そうはいかないんだよ。UGNエージェントの飯上 拝勝。」
早戸「帳先生?どうしたんですか?」
帳「とぼけんなよ。面倒くさいからもうお互いお芝居はなしにしようや。」
明らかに口調が変わる帳。驚愕する一同の前で彼は来ていたピンクのセーターを脱いだ。セーターを脱ぎ終える頃にその顔は既に別人のそれになっていた。(ちょうどジョジョの5部のドッピオからディアボロに変わるシーンをイメージ)
張須「帳先生、じゃない?」
ライア「いえ、あいつは……。」
UGNエージェントならその姿を知る者は多い。白いスーツにメガネ。肉食獣を彷彿とさせる鋭い眼光。ディアボロスの二つ名で恐れられるFHエージェント、春日 恭二。彼はエグザイルの能力を駆使して帳 夏秋という仮初の姿を作り出し、校内に潜入していたのであった。
春日「どうやら校内にいたとされるオーヴァード。お前らに先を越されてしまったようだな。」
張須「な、もう僕たちのことを!?」
春日「FHの情報網を甘く見ないことだな小僧。そもそもこの俺がこの学校に潜入していたのも……。」
ここから春日の壮絶な自分語りが始まり、一同はそれを無視するという流れが続きます。あと前後関係をよく覚えていないけど情報収集春日の口から少女の名前は冬島 あかりという人物であり、彼女もまたこの高校に進学する予定であったこと。UGNが保身のために報告データを改竄したことを暴露する。流れ的にはUGNを汚職組織扱いしてマウントをとるみたいなことを想定してたのだけど結果的にただの情報をくれるいい人になってしまっていた。(春日とはそういうもの)
春日「とにかく、幽霊を隠れ蓑にして学校に巣食うレネゲイドビーイング。利用する価値があるかもしれない。邪魔するのであれば容赦はしない。」
飯上「あ?俺たちにボコられたくなければてめぇが帰んな。このババアとな。」
ライア「あら?40代の浮浪者みたいな見た目の男同士で仲良く帰るのがいいんじゃないかしら。」
3人に増えた40代が醜い争いを繰り広げそうになった時、一同の周りに蛍のような光が灯り始めた。細かい光はやがてひとつになり、少女の姿を形成した。見た目は制服を着た少女だが、そのすべてが純白で宙に浮いている。そしてよく見ればその表情は以前に見た時よりかなり険しいものになっている。
飯上「ようやくおいでなすったか。」
春日「おぉ、これが例のレネゲイドビーイングか。名も無きレネゲイドビーイングよ。我が組織に力を貸せ。組織はお前を歓迎し、その力を存分に奮ってもらおう。」
幽霊「……い。……さない。」
不知火「なんだ……?」
早戸「なんだか様子がおかしい……。」
幽霊「許さない……。許サナイ……!私だって、学校に行って、楽しい思い出を作りたかった。許さない!私の学校で悪いことをする人を許さない!許さない!私の未来を奪った奴らを!!!」
幽霊はそう叫ぶとオーヴァードとしての能力を行使した。彼女が手をかざすと校舎の方から使い古された工具や廃材などのガラクタが一箇所に集まった。ガラクタはやがて金属を纏った巨人のような姿となって一同の前に立ちはだかった。幽霊はその体に溶け込むようにして姿を消した。次の瞬間、巨人は意思を持ったかのようにその巨大な拳を振り下ろしてきた。早戸が猪頭を吹っ飛ばした時にできたようなクレーターが校庭に出来上がる。
飯上「おいおい、完全に暴走しちまってんじゃねぇか。どうすんだよ。」
ライア「どうするって、力ずくで止めるしかないでしょ。言っても聞くような状態じゃないみたいだし。」
早戸「このままでは学校だけじゃなく、周りにも被害が及ぶかもしれません。」
不知火「やること決まってんならさっさとカタをつけちまおうぜ。」
張須「やりましょう。僕たちの力で。」
一同が幽霊を迎え撃つ構えをとるとそこに春日も並び立った。
飯上「お?なんだ、いつもみたいに逃げるんじゃないのかよ。」
春日「馬鹿を言うな。俺はFHだぞ。言ってきかないなら力で従わせるだけだ。」
ライア「あなた本気?」
春日「UGNの犬ども。不本意ながらここは協力してやる。だがあくまで俺はレネゲイドビーイングを回収するために戦わせてもらう。」
早戸「春日さんが私たちと?」
春日「ククク、ガキども、よく見ておけ。これが能力の使い方だ。」
春日は張須たちに獰猛な笑みを見せながら戦闘体勢をとった。ここにUGN井出地支部に春日を加えた6人による学園の防衛戦が始まろうとしていた。
続く
今回、お試しでNPCがパーティーに加わるという手法を取り入れてみました。これだったらもっと敵側の戦力多めにしてもよかったかもしれない。
情報収集を終えた一同は保須田の指示により、静まり返る休日の校内を進んでいた。
ライア「本当に都合よく幽霊が出てきてくれるかしらね。」
早戸「ん?あれ、誰でしょう?」
早戸が校庭を指差すとそこにはスーツ姿の男が一人佇んでいた。男は誰かを、何かを待っているようだった。この休日の学校で一体、何を待つというのだろうか。一同はゆっくりと男へ近づくと男もこちらに気がつき振り返った。
早戸「あれ?帳先生。」
帳「おや?皆さん、どうしたんですか、こんな時間に。」
不知火「それを言うなら先生こそどうしてここに?今日は学校休みでしょ?」
帳「いやぁ、最近、幽霊騒ぎが過熱化しているだろ?僕も見回りでもしようかと思ってね。」
飯上「志は立派だがあんたじゃ力不足だ。さっさと帰った方が身のためだぜ。」
帳「……そうはいかないんだよ。UGNエージェントの飯上 拝勝。」
早戸「帳先生?どうしたんですか?」
帳「とぼけんなよ。面倒くさいからもうお互いお芝居はなしにしようや。」
明らかに口調が変わる帳。驚愕する一同の前で彼は来ていたピンクのセーターを脱いだ。セーターを脱ぎ終える頃にその顔は既に別人のそれになっていた。(ちょうどジョジョの5部のドッピオからディアボロに変わるシーンをイメージ)
張須「帳先生、じゃない?」
ライア「いえ、あいつは……。」
UGNエージェントならその姿を知る者は多い。白いスーツにメガネ。肉食獣を彷彿とさせる鋭い眼光。ディアボロスの二つ名で恐れられるFHエージェント、春日 恭二。彼はエグザイルの能力を駆使して帳 夏秋という仮初の姿を作り出し、校内に潜入していたのであった。
春日「どうやら校内にいたとされるオーヴァード。お前らに先を越されてしまったようだな。」
張須「な、もう僕たちのことを!?」
春日「FHの情報網を甘く見ないことだな小僧。そもそもこの俺がこの学校に潜入していたのも……。」
ここから春日の壮絶な自分語りが始まり、一同はそれを無視するという流れが続きます。あと前後関係をよく覚えていないけど情報収集春日の口から少女の名前は冬島 あかりという人物であり、彼女もまたこの高校に進学する予定であったこと。UGNが保身のために報告データを改竄したことを暴露する。流れ的にはUGNを汚職組織扱いしてマウントをとるみたいなことを想定してたのだけど結果的にただの情報をくれるいい人になってしまっていた。(春日とはそういうもの)
春日「とにかく、幽霊を隠れ蓑にして学校に巣食うレネゲイドビーイング。利用する価値があるかもしれない。邪魔するのであれば容赦はしない。」
飯上「あ?俺たちにボコられたくなければてめぇが帰んな。このババアとな。」
ライア「あら?40代の浮浪者みたいな見た目の男同士で仲良く帰るのがいいんじゃないかしら。」
3人に増えた40代が醜い争いを繰り広げそうになった時、一同の周りに蛍のような光が灯り始めた。細かい光はやがてひとつになり、少女の姿を形成した。見た目は制服を着た少女だが、そのすべてが純白で宙に浮いている。そしてよく見ればその表情は以前に見た時よりかなり険しいものになっている。
飯上「ようやくおいでなすったか。」
春日「おぉ、これが例のレネゲイドビーイングか。名も無きレネゲイドビーイングよ。我が組織に力を貸せ。組織はお前を歓迎し、その力を存分に奮ってもらおう。」
幽霊「……い。……さない。」
不知火「なんだ……?」
早戸「なんだか様子がおかしい……。」
幽霊「許さない……。許サナイ……!私だって、学校に行って、楽しい思い出を作りたかった。許さない!私の学校で悪いことをする人を許さない!許さない!私の未来を奪った奴らを!!!」
幽霊はそう叫ぶとオーヴァードとしての能力を行使した。彼女が手をかざすと校舎の方から使い古された工具や廃材などのガラクタが一箇所に集まった。ガラクタはやがて金属を纏った巨人のような姿となって一同の前に立ちはだかった。幽霊はその体に溶け込むようにして姿を消した。次の瞬間、巨人は意思を持ったかのようにその巨大な拳を振り下ろしてきた。早戸が猪頭を吹っ飛ばした時にできたようなクレーターが校庭に出来上がる。
飯上「おいおい、完全に暴走しちまってんじゃねぇか。どうすんだよ。」
ライア「どうするって、力ずくで止めるしかないでしょ。言っても聞くような状態じゃないみたいだし。」
早戸「このままでは学校だけじゃなく、周りにも被害が及ぶかもしれません。」
不知火「やること決まってんならさっさとカタをつけちまおうぜ。」
張須「やりましょう。僕たちの力で。」
一同が幽霊を迎え撃つ構えをとるとそこに春日も並び立った。
飯上「お?なんだ、いつもみたいに逃げるんじゃないのかよ。」
春日「馬鹿を言うな。俺はFHだぞ。言ってきかないなら力で従わせるだけだ。」
ライア「あなた本気?」
春日「UGNの犬ども。不本意ながらここは協力してやる。だがあくまで俺はレネゲイドビーイングを回収するために戦わせてもらう。」
早戸「春日さんが私たちと?」
春日「ククク、ガキども、よく見ておけ。これが能力の使い方だ。」
春日は張須たちに獰猛な笑みを見せながら戦闘体勢をとった。ここにUGN井出地支部に春日を加えた6人による学園の防衛戦が始まろうとしていた。
続く
今回、お試しでNPCがパーティーに加わるという手法を取り入れてみました。これだったらもっと敵側の戦力多めにしてもよかったかもしれない。
前回、UGNに協力することを決意した張須と不知火。5人は騒動の根源である幽霊を止めるべく動き出そうとしていた。
早戸「そういえば支部長、さっき幽霊の正体がただのオーヴァードじゃないって言ってましたけど。」
ライア「どういうことかしら?」
保須田「そのことか。実はな、調査班の情報によればその幽霊というのはレネゲイドビーイングである可能性が高いらしい。」
レネゲイドビーイング。簡単に説明すると能力に目覚めた者は皆、レネゲイドウイルスというものに罹患しているのだが、レネゲイドビーイングはそのウイルス自体が物体や事象を媒介としてひとつの生命体となった状態を指す。レネゲイドビーイングの中には伝承や都市伝説が具象化するものも存在するため、井出地支部では今回の幽霊はこれにあたるのではないかという見解がなされた。
この情報を足がかりに情報収集パート。出目の弱さも多大な財産ポイントで嘲笑う。上記の他にわかったこととしてはかつて張須や不知火が巻き込まれた見えざる霧事件。巻き込まれた被害者は二名と報告されていたが、データが改竄されていたことが発覚。実はもう一人の少女が巻き込まれていた。少女はこの事件でのUGNとFHの抗争に巻き込まれて命を落としてしまう。UGNは世間に事件が起こったこと自体を隠蔽するために冬島の死ごとこの出来事をもみ消してしまう。恐らくこの時に散布されていたレネゲイドウイルス活性剤が関与してレネゲイドビーイング誕生のきっかけになったのではないかという見方がされた。
もうひとつはFHも既に学園内にエージェントを送り込んでいたということ。初手はあくまでも単独犯で学園内にオーヴァードの疑いがある人間がいるという情報を得たFHはエージェントを送り込み潜入捜査を行っていたとのことだ。
さらに幽霊の出現条件だが、概ね19時半から20時までの間の目撃情報が多いことがわかった。夏も過ぎて段々と日も短くなってくる時期だ。
保須田「レネゲイドビーイングもとい幽霊は日毎に攻撃性がエスカレートしている。もしかしたら侵食が進んでジャーム化している可能性もある。そうなってくると今度は学校の生徒や教師にまで危害を及ぼしかねない。一刻も早く、事態の沈静化を図ってくれ。」
保須田の指示のもと一同は途中で買い物(購入判定)をしたりしながら学校へと向かった。外を見ればいつの間にか夕暮れ時で辺りは薄暗くなってきている。果たして幽霊の目的とは何か。FHが送り込んだエージェントの正体とは。謎を抱えたまま一同は休日で誰もいないはずの学校へ向かった。
続く
早戸「そういえば支部長、さっき幽霊の正体がただのオーヴァードじゃないって言ってましたけど。」
ライア「どういうことかしら?」
保須田「そのことか。実はな、調査班の情報によればその幽霊というのはレネゲイドビーイングである可能性が高いらしい。」
レネゲイドビーイング。簡単に説明すると能力に目覚めた者は皆、レネゲイドウイルスというものに罹患しているのだが、レネゲイドビーイングはそのウイルス自体が物体や事象を媒介としてひとつの生命体となった状態を指す。レネゲイドビーイングの中には伝承や都市伝説が具象化するものも存在するため、井出地支部では今回の幽霊はこれにあたるのではないかという見解がなされた。
この情報を足がかりに情報収集パート。出目の弱さも多大な財産ポイントで嘲笑う。上記の他にわかったこととしてはかつて張須や不知火が巻き込まれた見えざる霧事件。巻き込まれた被害者は二名と報告されていたが、データが改竄されていたことが発覚。実はもう一人の少女が巻き込まれていた。少女はこの事件でのUGNとFHの抗争に巻き込まれて命を落としてしまう。UGNは世間に事件が起こったこと自体を隠蔽するために冬島の死ごとこの出来事をもみ消してしまう。恐らくこの時に散布されていたレネゲイドウイルス活性剤が関与してレネゲイドビーイング誕生のきっかけになったのではないかという見方がされた。
もうひとつはFHも既に学園内にエージェントを送り込んでいたということ。初手はあくまでも単独犯で学園内にオーヴァードの疑いがある人間がいるという情報を得たFHはエージェントを送り込み潜入捜査を行っていたとのことだ。
さらに幽霊の出現条件だが、概ね19時半から20時までの間の目撃情報が多いことがわかった。夏も過ぎて段々と日も短くなってくる時期だ。
保須田「レネゲイドビーイングもとい幽霊は日毎に攻撃性がエスカレートしている。もしかしたら侵食が進んでジャーム化している可能性もある。そうなってくると今度は学校の生徒や教師にまで危害を及ぼしかねない。一刻も早く、事態の沈静化を図ってくれ。」
保須田の指示のもと一同は途中で買い物(購入判定)をしたりしながら学校へと向かった。外を見ればいつの間にか夕暮れ時で辺りは薄暗くなってきている。果たして幽霊の目的とは何か。FHが送り込んだエージェントの正体とは。謎を抱えたまま一同は休日で誰もいないはずの学校へ向かった。
続く
仕事上での鬱憤が溜まってきてここ3日間毎日何かしらのかたちで鶏肉食べてる。食っても鬱憤は収まらないのがよくないところ。
前回、学校に忍び込んだFHエージェント、初手を撃退した一同。逃げる初手を追うと彼は突然、その身を貫かれて殺されてしまう。転がる死体の前には青白く光る少女の姿。一連の出来事を目撃した一同はUGNに応援を要請。現場の後始末、蒼井の記憶操作を行い、事なきを得た。
翌日、騒動の渦中である学校も休みであった。休日ということもあり、張須と不知火はUGN井出地支部へと呼び出されていた。早戸の案内で施設内を移動すると会議室らしき部屋に通される。囲い型に並べられた机と椅子。部屋には飯上とライア、そして中央の席には支部長である保須田が座っていた。
保須田「やぁ、突然の呼び出しに応じてくれて感謝する。私はここの責任者の保須田という者だ。君たちの話は早戸くんから聞いているよ。」
張須「あのぉ……聞きたいことがいろいろとあるんですけど。まずここはどこなんですか。」
保須田「UGNの井出地支部。と言ってもあまりピンとこないかもしれないが。」
不知火「そのUGNが俺たちになんの用?」
保須田「今更聞くことでもないかもしれないが、君たちは普通の人間とは違う力を持っているね?」
張須・不知火「……。」
保須田「安心してくれ。だからといって君たちに危害を加えるつもりはない。教えてあげよう。我々のこと、そして君たちの能力のことも。」
割愛しますがここで保須田からレネゲイドウイルスやオーヴァードという存在、UGNやFHがどういう組織なのかという概要が説明されました。UGN陣営と能力駆使して戦っているので言うに及ばずな部分もあるのですが、必要なパートなので。
保須田「さて、君たちの学校で起こっている幽霊騒ぎ。そして件の夜の学校での事件。あれらにも君たちと同じような能力者が関わっている。」
張須「じゃあ、あの少女の幽霊も……?」
保須田「あぁ、オーヴァード。それも少し特殊な部類のものだ。」
不知火「それを聞かされて俺たちにどうしろっていうんだ?」
保須田「私のモットーは”人生何事もみんなで楽しく”だ。あの学校が文化祭が近くなっているという話は私も耳にしている。君たちの級友があらぬ罪で疑いをかけられていることもね。」
不知火「……何が言いたいんだ?」
保須田「祭りという楽しみに仲間が欠けるのは悲しいことだ。最高という少年を助けるつもりで我々に協力してはくれないか?勿論、我々も全力を以て君たちを支援しよう。ここにいるメンバーが君たちの仲間だ。」
ここでスムーズに進むかと思ったんですが、実際は「動機が弱くないか」とか子供を巻き込むのはどうだっていうど正論が飛び出したりとそれっぽい流れにするのが難しいところでした。主人公たちがUGNに協力する時のロールは毎回のことながら課題のひとつですね。
張須「わかりました。僕らも協力しましょう。」
不知火「ま、いつものことだ。俺もこいつに着いていくよ。」
早戸「二人ともありがとう。よろしくね。」
ライア「ふふふ、また活きのいい子たちが仲間になってくれたわね。」
飯上「面倒くせぇがこいつらだけじゃ役者が足らねぇからな。俺も力を貸してやるよ。」
ひとつのチームとなった一同を見て保須田は黙って頷くのだった。
続く
あとがき含めて今週中に完結できればなーと思ってます。
前回、学校に忍び込んだFHエージェント、初手を撃退した一同。逃げる初手を追うと彼は突然、その身を貫かれて殺されてしまう。転がる死体の前には青白く光る少女の姿。一連の出来事を目撃した一同はUGNに応援を要請。現場の後始末、蒼井の記憶操作を行い、事なきを得た。
翌日、騒動の渦中である学校も休みであった。休日ということもあり、張須と不知火はUGN井出地支部へと呼び出されていた。早戸の案内で施設内を移動すると会議室らしき部屋に通される。囲い型に並べられた机と椅子。部屋には飯上とライア、そして中央の席には支部長である保須田が座っていた。
保須田「やぁ、突然の呼び出しに応じてくれて感謝する。私はここの責任者の保須田という者だ。君たちの話は早戸くんから聞いているよ。」
張須「あのぉ……聞きたいことがいろいろとあるんですけど。まずここはどこなんですか。」
保須田「UGNの井出地支部。と言ってもあまりピンとこないかもしれないが。」
不知火「そのUGNが俺たちになんの用?」
保須田「今更聞くことでもないかもしれないが、君たちは普通の人間とは違う力を持っているね?」
張須・不知火「……。」
保須田「安心してくれ。だからといって君たちに危害を加えるつもりはない。教えてあげよう。我々のこと、そして君たちの能力のことも。」
割愛しますがここで保須田からレネゲイドウイルスやオーヴァードという存在、UGNやFHがどういう組織なのかという概要が説明されました。UGN陣営と能力駆使して戦っているので言うに及ばずな部分もあるのですが、必要なパートなので。
保須田「さて、君たちの学校で起こっている幽霊騒ぎ。そして件の夜の学校での事件。あれらにも君たちと同じような能力者が関わっている。」
張須「じゃあ、あの少女の幽霊も……?」
保須田「あぁ、オーヴァード。それも少し特殊な部類のものだ。」
不知火「それを聞かされて俺たちにどうしろっていうんだ?」
保須田「私のモットーは”人生何事もみんなで楽しく”だ。あの学校が文化祭が近くなっているという話は私も耳にしている。君たちの級友があらぬ罪で疑いをかけられていることもね。」
不知火「……何が言いたいんだ?」
保須田「祭りという楽しみに仲間が欠けるのは悲しいことだ。最高という少年を助けるつもりで我々に協力してはくれないか?勿論、我々も全力を以て君たちを支援しよう。ここにいるメンバーが君たちの仲間だ。」
ここでスムーズに進むかと思ったんですが、実際は「動機が弱くないか」とか子供を巻き込むのはどうだっていうど正論が飛び出したりとそれっぽい流れにするのが難しいところでした。主人公たちがUGNに協力する時のロールは毎回のことながら課題のひとつですね。
張須「わかりました。僕らも協力しましょう。」
不知火「ま、いつものことだ。俺もこいつに着いていくよ。」
早戸「二人ともありがとう。よろしくね。」
ライア「ふふふ、また活きのいい子たちが仲間になってくれたわね。」
飯上「面倒くせぇがこいつらだけじゃ役者が足らねぇからな。俺も力を貸してやるよ。」
ひとつのチームとなった一同を見て保須田は黙って頷くのだった。
続く
あとがき含めて今週中に完結できればなーと思ってます。
自分の周囲は目立った被害出てないけど、みんな無事でしょうか。
twitterに自撮り画像はあげないけどDNは更新する。
飯上、ライアといった教師たちの助力により、なんとか幽霊の正体を突き止めるべく放課後も学校に残る許しを得られた一同。その後の情報収集では幽霊は青白く光っていて、少女のような姿をしていたこと、見えざる霧事件においては当時の報告データが改竄された痕跡があることがわかった。最高は教師たちの配慮で騒動が落ち着くまで自宅待機という措置がなされた。校長である世良はライアや早戸の予想通り、最高をスケープゴートとして有耶無耶になっている幽霊事件までも解決したと世間にアピールするという狙いがあった。
情報収集も終え、放課後になると一同は教室で居残って作業をしていた。名目上は文化祭の企画会議ということになっているので四人はそれぞれタピオカの資料を持ち寄って企画を立案していた。
蒼井「やっぱり、爽やかな味があるといいよ!売れ筋はフルーツ!マンゴーとかどうかな?」
張須「うーん、アイデアはいいと思うけどコストがかかりそうだなぁ。」
早戸「甘さの方向性を変えてみるのはどう?黒蜜とか使ってさ。」
蒼井「あ、早戸さん、それいい!コストの問題も解消できるしね。」
不知火「ほれ、クレープ焼けたぞ。」(なぜか室内でクレープを焼く高校生)
一同が話し合い、試食を繰り返していると蒼井は外の方から乾いた音が鳴るのが聞こえた。ちょうど空き缶を蹴っ飛ばしたようなそんな音だ。
蒼井「……ねぇ、ちょっと、今、何か聞こえなかった?」
張須「え、本当?」
言われて張須たちも外を覗き込む。見ると微かではあるが確かに何やら蠢く影のようなものが見えた。早戸や不知火もそれを確認した。
蒼井「体育館の方だよ。もしかしたら例の犯人かもしれない。行ってみようよ。」
他の者の返事を待たずに蒼井は影を追うように動き始めた。それを追いかける一同。しかし妙だ。情報では目撃された幽霊は青白く光っていると報告されているが見た目はそんな様子ではない。そんな疑問符を浮かべながらも一同は影が逃げた体育館の方向に向かっていった。
蒼井「ねぇ、みんな、見て見て。」
囁くように蒼井が言う。彼女が指差す方を見ると体育館の扉が空いていた。この時間では部活動をしていた生徒たちもとっくに引き揚げている頃だ。状況的に十中八九、誰かが忍び込んだと見ていいだろう。
蒼井「やっぱり幽霊っていたんだね。でも最高くんの無実を証明するために尻込みなんかしてられないよね。」
本当に幽霊なのか。それも確かめなければわからない。やや思考がずれていそうな蒼井とともに一同は体育館に入ろうとする。
ライア「あら、子供たちだけでは危険だわ。私も混ぜてもらおうかしら。」
飯上「ったく、ババアだけじゃ頼りにならねぇからな。俺もついて行ってやるよ。」
そう言って現れたのはライアと飯上だ。彼らも音に気がついたのだろうか。蒼井を含む6人は体育館の中に入っていった。入口を通って、中の扉を開ける。重い扉を開くと案の定、中は真っ暗だ。やや意見が別れたものの、不知火は携帯電話のライトで中を照らす。
「な、なんだ?まだ人が残っていたのか?」
ライトに照らし出されたのは黒服にサングラスの男が数名。もう一人はリーダー格であろう恰幅のいい男だ。早戸と飯上はお互い耳打ちするように言葉を交わす。この男はUGNからも情報に挙がっていたこの街で活動するFHエージェント、初手 操とみて間違いなさそうであった。
初手「ほぅ、俺を知っていると見えるな。さてはお前ら、UGNの連中か?」
一同「え、なんでですか?」
初手「とぼけても無駄だ。この学校にオーヴァードに覚醒した子供がいることは既に調査済みだ。お前らもその子供を保護しにきたんだろ。」
蒼井「UGN?オーヴァード?一体、何言ってるの?あの人……。」
この先に予測される状況を想定してライアは自身のイージーエフェクトで蒼井を眠らせた。それを見て早戸もワーディングを発動する。これで一般人は隔絶することができる。その場には蒼井以外の一同が相対していた。
初手「いずれにせよ、オーヴァードを組織に連れて帰れば手柄になる。俺はこんな街で燻ってるのなんかまっぴらごめんだぜ。」
飯上「それじゃあ、もっと相応しい場所に送ってやるよ。刑務所って場所にな。」
戦闘開始。以下、簡単なボスデータ
名前:初手 操
コードネーム:奇術師(ジェスター)
シンドローム:キュマイラ/ソラリス
行動値:9
主要エフェクト
アドレナリン
猛毒の雫
獣の力
戦闘をダイジェスト形式で。相手は三人の黒服が初手の左右と前を囲うように陣形をとっている。
張須と早戸は得意の射撃でちょうど自分の前にいた黒服を銃撃や光弾で吹っ飛ばしていく。一瞬にして跡形もなくなった部下を見て愕然とする初手。
黒服「ザッケンナ、コラー!」
半狂乱状態で目の前の不知火にナイフで襲いかかる黒服。しかし不知火は動じない。避けるどころかその身で受けようといった様子だった。刃先は確かに不知火の身体に届いたのだが彼の身体に傷をつけることはなかった。がらんどうの肉体となった彼には生半可な攻撃など通用するはずもなかった。
飯上「よし、ここはひとつ俺がこんな雑魚ども一発で仕留めてやるか。」
飯上は拳に意識を集中させると正拳突きを繰り出した。すると拳の形をしたいくつもの衝撃波が初手たちを襲う。飯上の必殺技であるTEENAGE RIOTだ。
GM「初手に命中しましたがまだ生きてます。黒服は回避しましたね。」
飯上「は?」
ダイスの出目が芳しくなかったようで一撃必殺には至らず。
ライア「一発で仕留める、じゃなかったのかしら?ww」
飯上「あ?やんのか?」
小競り合いを繰り広げる大人たちを尻目に早戸は残った黒服にもとどめを刺す。残ったのは手負いの初手だけとなった。
初手「ば、馬鹿な!この街のUGNエージェントにこんな奴らがいるなんて、情報にはなかったぞ!……は、まさか、まさかお前らが、幽霊の正体!?」
一同「え、どうしてですか?」
的外れなことばかり吐き散らす初手を見苦しく思ったのか早々に最後の一撃を叩き込む張須。初手は地に伏しながらもまだ生きていた。
初手「ぐ、ここは退却だ。覚えておけ!」
息は乱れたままだが初手は持てる力を振り絞って外に逃げていく。所詮は小物のため、追うかどうか少々の議論がなされたが一応、追いかける一同。しかし、それは直後に起こった。
「ぎにゃあぁぁーーー!!」
外から聞こえてきた悲鳴に慌てて外へ飛び出す一同。見るとそこには逃げたはずの初手が立っていた。が、すぐにその身体は崩れるようにして倒れた。それもそのはず、彼は胸を木材で貫かれていたのだ。初手が倒れるとその身体で隠れていたのか、そこには青白く光る少女の姿があった。少女は少し微笑むような表情を見せるとすぐに消えてしまった。
飯上「なんだってんだ、一体。」
ライア「とにかく、この場を処理するためにもUGNに応援を頼んだ方がよさそうね。」
早戸「すぐに手配します。」
幽霊の存在を垣間見た一同だが、その場に向かって走ってくる音が聞こえてきた。息を切らしながらやってきたのは飯上たちと同じく非常勤講師である帳であった。
帳「ど、どうしたんです、これは!?さっき、体育館で生徒が倒れていると思ったら……。とにかく警察に電話しましょう!飯上先生たちは生徒たちを安全な場所に……。」
ライア「ねぇ帳先生。ここは飯上先生がなんとかするから、先生も保健室で休まれたらどう?」(最早、十八番の快楽の香気を使いながら)
帳「ぐ……、そういえば私も、なんだか頭が……。では、少し休ませてもらいます。」
ライア「私も同行するわ。病人を一人にしてはおけないものね。」
ライアは目で一同に合図するとその場をあとにした。あとは任せたということだろうか。幽霊騒ぎから始まった今回の事件。どうやら自分たちが思っていたほど単純なものではなさそうだ。一同はそう再認識するのだった。
続く
実はここらへんからやりながらストーリーや展開を大幅に変更していたのですが、そのへんの話はまたあとがきで話します。
twitterに自撮り画像はあげないけどDNは更新する。
飯上、ライアといった教師たちの助力により、なんとか幽霊の正体を突き止めるべく放課後も学校に残る許しを得られた一同。その後の情報収集では幽霊は青白く光っていて、少女のような姿をしていたこと、見えざる霧事件においては当時の報告データが改竄された痕跡があることがわかった。最高は教師たちの配慮で騒動が落ち着くまで自宅待機という措置がなされた。校長である世良はライアや早戸の予想通り、最高をスケープゴートとして有耶無耶になっている幽霊事件までも解決したと世間にアピールするという狙いがあった。
情報収集も終え、放課後になると一同は教室で居残って作業をしていた。名目上は文化祭の企画会議ということになっているので四人はそれぞれタピオカの資料を持ち寄って企画を立案していた。
蒼井「やっぱり、爽やかな味があるといいよ!売れ筋はフルーツ!マンゴーとかどうかな?」
張須「うーん、アイデアはいいと思うけどコストがかかりそうだなぁ。」
早戸「甘さの方向性を変えてみるのはどう?黒蜜とか使ってさ。」
蒼井「あ、早戸さん、それいい!コストの問題も解消できるしね。」
不知火「ほれ、クレープ焼けたぞ。」(なぜか室内でクレープを焼く高校生)
一同が話し合い、試食を繰り返していると蒼井は外の方から乾いた音が鳴るのが聞こえた。ちょうど空き缶を蹴っ飛ばしたようなそんな音だ。
蒼井「……ねぇ、ちょっと、今、何か聞こえなかった?」
張須「え、本当?」
言われて張須たちも外を覗き込む。見ると微かではあるが確かに何やら蠢く影のようなものが見えた。早戸や不知火もそれを確認した。
蒼井「体育館の方だよ。もしかしたら例の犯人かもしれない。行ってみようよ。」
他の者の返事を待たずに蒼井は影を追うように動き始めた。それを追いかける一同。しかし妙だ。情報では目撃された幽霊は青白く光っていると報告されているが見た目はそんな様子ではない。そんな疑問符を浮かべながらも一同は影が逃げた体育館の方向に向かっていった。
蒼井「ねぇ、みんな、見て見て。」
囁くように蒼井が言う。彼女が指差す方を見ると体育館の扉が空いていた。この時間では部活動をしていた生徒たちもとっくに引き揚げている頃だ。状況的に十中八九、誰かが忍び込んだと見ていいだろう。
蒼井「やっぱり幽霊っていたんだね。でも最高くんの無実を証明するために尻込みなんかしてられないよね。」
本当に幽霊なのか。それも確かめなければわからない。やや思考がずれていそうな蒼井とともに一同は体育館に入ろうとする。
ライア「あら、子供たちだけでは危険だわ。私も混ぜてもらおうかしら。」
飯上「ったく、ババアだけじゃ頼りにならねぇからな。俺もついて行ってやるよ。」
そう言って現れたのはライアと飯上だ。彼らも音に気がついたのだろうか。蒼井を含む6人は体育館の中に入っていった。入口を通って、中の扉を開ける。重い扉を開くと案の定、中は真っ暗だ。やや意見が別れたものの、不知火は携帯電話のライトで中を照らす。
「な、なんだ?まだ人が残っていたのか?」
ライトに照らし出されたのは黒服にサングラスの男が数名。もう一人はリーダー格であろう恰幅のいい男だ。早戸と飯上はお互い耳打ちするように言葉を交わす。この男はUGNからも情報に挙がっていたこの街で活動するFHエージェント、初手 操とみて間違いなさそうであった。
初手「ほぅ、俺を知っていると見えるな。さてはお前ら、UGNの連中か?」
一同「え、なんでですか?」
初手「とぼけても無駄だ。この学校にオーヴァードに覚醒した子供がいることは既に調査済みだ。お前らもその子供を保護しにきたんだろ。」
蒼井「UGN?オーヴァード?一体、何言ってるの?あの人……。」
この先に予測される状況を想定してライアは自身のイージーエフェクトで蒼井を眠らせた。それを見て早戸もワーディングを発動する。これで一般人は隔絶することができる。その場には蒼井以外の一同が相対していた。
初手「いずれにせよ、オーヴァードを組織に連れて帰れば手柄になる。俺はこんな街で燻ってるのなんかまっぴらごめんだぜ。」
飯上「それじゃあ、もっと相応しい場所に送ってやるよ。刑務所って場所にな。」
戦闘開始。以下、簡単なボスデータ
名前:初手 操
コードネーム:奇術師(ジェスター)
シンドローム:キュマイラ/ソラリス
行動値:9
主要エフェクト
アドレナリン
猛毒の雫
獣の力
戦闘をダイジェスト形式で。相手は三人の黒服が初手の左右と前を囲うように陣形をとっている。
張須と早戸は得意の射撃でちょうど自分の前にいた黒服を銃撃や光弾で吹っ飛ばしていく。一瞬にして跡形もなくなった部下を見て愕然とする初手。
黒服「ザッケンナ、コラー!」
半狂乱状態で目の前の不知火にナイフで襲いかかる黒服。しかし不知火は動じない。避けるどころかその身で受けようといった様子だった。刃先は確かに不知火の身体に届いたのだが彼の身体に傷をつけることはなかった。がらんどうの肉体となった彼には生半可な攻撃など通用するはずもなかった。
飯上「よし、ここはひとつ俺がこんな雑魚ども一発で仕留めてやるか。」
飯上は拳に意識を集中させると正拳突きを繰り出した。すると拳の形をしたいくつもの衝撃波が初手たちを襲う。飯上の必殺技であるTEENAGE RIOTだ。
GM「初手に命中しましたがまだ生きてます。黒服は回避しましたね。」
飯上「は?」
ダイスの出目が芳しくなかったようで一撃必殺には至らず。
ライア「一発で仕留める、じゃなかったのかしら?ww」
飯上「あ?やんのか?」
小競り合いを繰り広げる大人たちを尻目に早戸は残った黒服にもとどめを刺す。残ったのは手負いの初手だけとなった。
初手「ば、馬鹿な!この街のUGNエージェントにこんな奴らがいるなんて、情報にはなかったぞ!……は、まさか、まさかお前らが、幽霊の正体!?」
一同「え、どうしてですか?」
的外れなことばかり吐き散らす初手を見苦しく思ったのか早々に最後の一撃を叩き込む張須。初手は地に伏しながらもまだ生きていた。
初手「ぐ、ここは退却だ。覚えておけ!」
息は乱れたままだが初手は持てる力を振り絞って外に逃げていく。所詮は小物のため、追うかどうか少々の議論がなされたが一応、追いかける一同。しかし、それは直後に起こった。
「ぎにゃあぁぁーーー!!」
外から聞こえてきた悲鳴に慌てて外へ飛び出す一同。見るとそこには逃げたはずの初手が立っていた。が、すぐにその身体は崩れるようにして倒れた。それもそのはず、彼は胸を木材で貫かれていたのだ。初手が倒れるとその身体で隠れていたのか、そこには青白く光る少女の姿があった。少女は少し微笑むような表情を見せるとすぐに消えてしまった。
飯上「なんだってんだ、一体。」
ライア「とにかく、この場を処理するためにもUGNに応援を頼んだ方がよさそうね。」
早戸「すぐに手配します。」
幽霊の存在を垣間見た一同だが、その場に向かって走ってくる音が聞こえてきた。息を切らしながらやってきたのは飯上たちと同じく非常勤講師である帳であった。
帳「ど、どうしたんです、これは!?さっき、体育館で生徒が倒れていると思ったら……。とにかく警察に電話しましょう!飯上先生たちは生徒たちを安全な場所に……。」
ライア「ねぇ帳先生。ここは飯上先生がなんとかするから、先生も保健室で休まれたらどう?」(最早、十八番の快楽の香気を使いながら)
帳「ぐ……、そういえば私も、なんだか頭が……。では、少し休ませてもらいます。」
ライア「私も同行するわ。病人を一人にしてはおけないものね。」
ライアは目で一同に合図するとその場をあとにした。あとは任せたということだろうか。幽霊騒ぎから始まった今回の事件。どうやら自分たちが思っていたほど単純なものではなさそうだ。一同はそう再認識するのだった。
続く
実はここらへんからやりながらストーリーや展開を大幅に変更していたのですが、そのへんの話はまたあとがきで話します。