時間があったので前回のシナリオの反省会を。



・ストーリー、内容について

前回まで登場人物やネタ要素が多すぎて話がまとまらずに無駄に間延びしてしまうことが多かった。そこを踏まえてできるだけ登場人物や物語のキーになるイベントを絞れるように意識しました。(結果として校長と担任がほぼ空気になったけど)
リプレイ内でも書いていたのですがストーリーを進行してる途中で本来のシナリオと急遽内容を変更した部分があります。具体的に言うと蒼井さんの設定です。当初、蒼井さんは実は偽名を使って学園に潜入していたFHエージェントで見えざる霧事件で死んでしまった冬島の親友という設定でした。事件時には既にオーヴァードに覚醒していて、記憶操作をされたフリをした彼女は親友の死という事実をもみ消したUGNを恨み、FHに春日の部下として身を落とす。幽霊騒ぎと親友の関連を疑った彼女は独断で学園に潜入。それを追うかたちで春日もお目付け役として潜入。PCたちで言うところの早戸と飯上のポジションを担っていたわけですね。夜の学園に潜入した際に初手の言動から正体がバレそうになり、初手の口を封じる。現場を一同に見られて結局、正体が露見するとこまで設定してました。
しかし、物語を進めていく中でPC側のNPCである蒼井が退場してしまうと夜の学校に居残ることを提案する狂言回しがいなくなってしまう。そうするにしても上記の設定で進めると蒼井から学校に居残ることを提案すること自体が不自然になってしまう。そう考えて蒼井は蒼井のままで残ってもらいました。(ちなみに蒼井さんは設定ではサラマンダー軸の刀使い。武士口調が混じるバリバリの侍女子高生という裏の顔を持ってました)


・PL側とGMのハンドアウト等の内容のすり合わせが不十分

今回、ハンドアウトの発表がけっこうギリギリになってしまったこともあり、網羅した内容をPL側に浸透させる時間が少なくなってしまった。こちらとしては既に一読してる体で進めてしまったためキャラクターたちの関係性や前日談として設定されていた事件のことなどがまとまっておらず、進行が止まってしまうことが多々起こってしまった。開始前にハンドアウトをおさらいする時間とかとった方がよかった。
あとこれに関連して時間短縮も兼ねてキャラメイクはセッションの1週間前くらいに配布して各自にやってもらった方がいいねってなった。今回、比較的に今まで進行がスムーズでトータルの時間も短くて済んだのでこれやるともっと時間短縮できそう。


・張須と不知火の立ち位置が逆

PL側からの指摘。自分もそうすればよかったなとシナリオ進めながら思った。PC1とPC2にはそれぞれUGNと協力して事件解決する理由を持たせたく、不知火には友達である最高を助けるという理由を設定しました。張須には友人である蒼井を助けたい(FHっていう悪い組織から取り返したい)という目的で協力させるという進行を考えていました。ただ上記のように途中で設定を変えてしまったためこんな矛盾が起こってしまいました。
主人公を勧誘するパートは毎回、難航するのでもう少しうまくやりたい。


・PCとエネミーの実力の乖離

簡単に言うとPCたちと比較して敵が弱過ぎねぇかと。正直、1戦目は戦闘におけるPCのお披露目の場所だと思ってるので敵もそこそこの性能でいいかなと思ってます。問題は大ボスに当たる2回戦目。今回、既存のデータを少しいじった程度のボスを作ったのですが手も足も出ずに2Tで退場。何回か死んでロイスを切らないといけないというヒリヒリ感がないとPL側からしたらぬるゲーになってしまうのでもう少し工夫が必要。具体的には頭数の増量とボスのデータいじり。今回、ボスはHPを増やしただけなので一瞬で2/3くらいのライフを削られてしまった。もっとエフェクト足すとかしないとまともに戦えない。(あと後から思い出したけどダメージ判定の時に上乗せする数値忘れてたりしたのも要因か)
ストーリーを進めることも大事なので戦闘が速やかに終わる分にはそこまで気にしなくてもいいのではという意見もあり。


・経験点の設定

これに関しては未だに正解がわからない。今回は技能やエフェクトのレベルを上げられる、取得できるというところから155点に設定しました。今回は財産点使って無理矢理、情報収集とかを突破されることもあったけどこれに関しては正直、開示される方が話が早いので別にいいかなと。ウロボロスを解禁しているので多少、経験点を多めに設定しないと恩恵が受けにくく意味がないのではという意見もあり、この辺りが適正なのかなと思っている。仮に130とかでやるとどうなるのかという疑問もあるけど、あまり窮屈に遊ぶのもなんなので。


・リプレイに言ってない台詞が入ってる、実際にシナリオでやっていた(卑猥な)描写が含まれていない

PL側からの指摘。うるせー、黙ってろ。
まず前提としてリプレイを書くにあたって(そもそも今回書くつもりもなかった)レコーダーとかを使用しているわけでもないので、単純に展開とかやりとりを忘れてしまってることもある。ただすっぽり抜けたままだと物語が伝わりにくいので便宜上、他の表現で補填させてもらっているのは容赦してもらいたい。
あとはストーリーにほぼ絡まない取って付けたような設定に関してはまぁ個々人で楽しんでほしい。


大きな反省としてはこんなところか。
物語の展開自体はスムーズにできたし、内容も前回よりは簡潔にできたかなと思ったけど細かい描写はもう少し考えていきたいですね。
今は何にも土台や閃きがないので次回作はしばらく先になりそう。
遊んでくれた方々、ありがとうございました。

コメント

サプラーツォの略奪者
サプラーツォの略奪者
2019年10月23日23:50

経験点を増やしたのと財産ポイントが上がったのは今回は関係ないですよ
あと今回強さを追求したビルドがいなかったので、経験点が適正だったか?という話に関しては純粋に敵が弱かったと思います
経験点155点のウロボロスで100%制限でシナリオ1回の単体100点ダメージってロンフォスター並のクソ構築ですし

Jinro
2019年10月24日0:00

ティクビニさん→経験点余ったから使うとこないし、財産点に回したれみたいな流れがあった気がしましたが気のせいでしたか。ボスは確かに温い。もう少しビルドアップしなきゃ駄目ですね。

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