EDH 宣言、説明について
2019年3月11日 Magic: The Gathering コメント (2)(自分も含む)戒めシリーズ。
皆さんはカードをプレイするに際してちゃんと宣言をしていますか?長くこのゲームをやって慣れている方なら当然のようにやっていることかと思います。EDHに限らずどのフォーマットにおいても求められるもののひとつです。
具体的に言うと「○○をプレイします。」とか「~にスタックして」とか「優先権を渡さずに~」とかでしょうか。用語がわからず難しいという方は最低限、○○を唱えます、○○に対して△△を唱えます、みたいに言えればいいかなと思います。
さて、この宣言するというありふれたような行動。普段の1対1のマッチでも勿論ですがEDHというゲームでは大抵の場合、3人ないし4人で卓を囲みます。何かのアクションに対して多方向から妨害が飛んできたり、たくさんの呪文がスタックに積まれることもざらに起こります。それらをきちんと解決・処理するためにもどのタイミングでどの呪文に対してまたはどのパーマネントに対してどういう行動をしたのか、こういった事項を確認しなければなりません。
よくあるのが何か致命的な呪文が唱えられた際のカウンター合戦です。他のプレーヤーは当然、カウンター等あれば妨害します。黒や緑のように打ち消しがないのなら同じタイミングで盤面のパーマネントを破壊するといったかたちで妨害をするかもしれません。(もっと具体的に言うと意外な授かりものやwheel of fortune等のスペルを打たれた時)唱えた側もその呪文を通そうとさらにカウンターを打ってきます。
呪文が唱えられたことに対してプレーヤーには順番に優先権が回ってきます。本当は唱えられる呪文があったのにボーッとしてて優先権を放棄してしまったなんてことは避けたいところです。
少し話が逸れましたがEDHにおいて宣言・説明を明確にしなければいけない場面としてはコンボをする時が多い印象です。
コンボ自体は概ね複数枚のカードの効果によって形成されているかと思います。○○の能力で△△が誘発して……みたいな説明することも頻繁に起こります。以前の記事でも触れましたがこの説明をすることはコンボをするプレーヤーの義務です。EDHにおいてはいくつか有名なコンボも存在したりします。だからといって「これ揃ったんで勝ちでいいですか?」という説明では許されないことがあります。そもそもそのコンボを知らない人がいて「どういう風になるんですか?」と聞かれれば説明しなければいけませんし、無限コンボであればどこかで妨害が挟まる可能性があります。自分自身がそのコンボの挙動について熟知していなければいけません。
具体例を挙げるとギトラグやセルヴァラのようなコンボ自体が複雑なものに関しては説明であったりプレイの続行が求められることがあります。時々使ってる方でも途中でコンボが止まってしまうなんてこともあります。なのでコンボを決められる側のプレーヤーも止まるあるいは止められる可能性のあるもの、あとはちゃんと相手がコンボを把握しているか怪しい場合には説明や続行を求めてもいいかもしれません。
あと覚えておきたいところとしては基本的には呪文の対象を選んだ段階で宣言を後からし直すことはできません。この辺はコミュニティによって判断が異なる部分かと思います。例えば宣言後に他のプレーヤーから助言を受けて決め直すくらいなら許されると思います。ただ例えばターンやフェイズを跨いでしまった後での変更はあまりよろしくないかと思います。その前後での展開に差異が生じるからです。除去を打つ時などは初めから対象を決めておいてからキャストするのが望ましいですが最初のうちだったり、展開的にどうしても当て先がわからない場合は他プレーヤーに相談してもいいかもしれません。
昨日のEDHでこんなことがありました。ちなみに顔ぶれとしてはメーレン(自分)、大渦の放浪者、テイサ・カルロフといったところ。
自分がウーズコンボを決めるべく納墓でトリスケリオンを墓地に送ったタイミングでこんなやりとりが聞かれました。(おにぎりは墓地で既に待っている)
テイサ「なんか妨害ありますか?」
放浪者「メーレンだったら1回止められます。」
立ってる土地が島と森。ハンドが2枚だったため意志の力でカウンターあるいはメーレンだったら~という件からバウンス構えかな、と読み、都合良く場にあった出産の殻ルートに切り替え。ハンドの骨砕きをキャストして放浪者の玉座の災い魔を破壊。即、殻を起動しようとした時のこと。
テイサ「妨害あるならここで使わないとだめですよ。」
放浪者「じゃあサイクロンの裂け目を打ちます」
自分「対象は?」
テイサ「まぁ骨砕きでしょ。」
自分「もう殻起動してましたよね?」
テイサ「呪文をポンポンプレイしちゃってたからわからなかった。」
自分「は、はぁ……。」(カード名とかちゃんと宣言してましたけど?)
テイサさん的には玉座の災い魔に対象をとったタイミングで骨砕きをバウンスしたいとのこと。一旦、巻き戻して放浪者さんは骨砕きの能力にスタックして出産の殻をバウンス。余ってたマナから同じことしてゲームは終わりましたが。
正直、自分としてもこういった場面で揉めるは嫌なので呪文の宣言はちゃんとしているつもりでした。しかし後々考えると確かに手が早くなっていたかもしれないし、それで放浪者さんも挟み込む宣言ができなかったのかなと考え、反省しなければいけないなと思いました。
勝ちが近くにあるとどうしても大事な手順や説明をすっ飛ばしてしまうことがあると思います。お互いに楽しくゲームをやるためにもプレイングや言葉は丁寧にを心がけましょう。
皆さんはカードをプレイするに際してちゃんと宣言をしていますか?長くこのゲームをやって慣れている方なら当然のようにやっていることかと思います。EDHに限らずどのフォーマットにおいても求められるもののひとつです。
具体的に言うと「○○をプレイします。」とか「~にスタックして」とか「優先権を渡さずに~」とかでしょうか。用語がわからず難しいという方は最低限、○○を唱えます、○○に対して△△を唱えます、みたいに言えればいいかなと思います。
さて、この宣言するというありふれたような行動。普段の1対1のマッチでも勿論ですがEDHというゲームでは大抵の場合、3人ないし4人で卓を囲みます。何かのアクションに対して多方向から妨害が飛んできたり、たくさんの呪文がスタックに積まれることもざらに起こります。それらをきちんと解決・処理するためにもどのタイミングでどの呪文に対してまたはどのパーマネントに対してどういう行動をしたのか、こういった事項を確認しなければなりません。
よくあるのが何か致命的な呪文が唱えられた際のカウンター合戦です。他のプレーヤーは当然、カウンター等あれば妨害します。黒や緑のように打ち消しがないのなら同じタイミングで盤面のパーマネントを破壊するといったかたちで妨害をするかもしれません。(もっと具体的に言うと意外な授かりものやwheel of fortune等のスペルを打たれた時)唱えた側もその呪文を通そうとさらにカウンターを打ってきます。
呪文が唱えられたことに対してプレーヤーには順番に優先権が回ってきます。本当は唱えられる呪文があったのにボーッとしてて優先権を放棄してしまったなんてことは避けたいところです。
少し話が逸れましたがEDHにおいて宣言・説明を明確にしなければいけない場面としてはコンボをする時が多い印象です。
コンボ自体は概ね複数枚のカードの効果によって形成されているかと思います。○○の能力で△△が誘発して……みたいな説明することも頻繁に起こります。以前の記事でも触れましたがこの説明をすることはコンボをするプレーヤーの義務です。EDHにおいてはいくつか有名なコンボも存在したりします。だからといって「これ揃ったんで勝ちでいいですか?」という説明では許されないことがあります。そもそもそのコンボを知らない人がいて「どういう風になるんですか?」と聞かれれば説明しなければいけませんし、無限コンボであればどこかで妨害が挟まる可能性があります。自分自身がそのコンボの挙動について熟知していなければいけません。
具体例を挙げるとギトラグやセルヴァラのようなコンボ自体が複雑なものに関しては説明であったりプレイの続行が求められることがあります。時々使ってる方でも途中でコンボが止まってしまうなんてこともあります。なのでコンボを決められる側のプレーヤーも止まるあるいは止められる可能性のあるもの、あとはちゃんと相手がコンボを把握しているか怪しい場合には説明や続行を求めてもいいかもしれません。
あと覚えておきたいところとしては基本的には呪文の対象を選んだ段階で宣言を後からし直すことはできません。この辺はコミュニティによって判断が異なる部分かと思います。例えば宣言後に他のプレーヤーから助言を受けて決め直すくらいなら許されると思います。ただ例えばターンやフェイズを跨いでしまった後での変更はあまりよろしくないかと思います。その前後での展開に差異が生じるからです。除去を打つ時などは初めから対象を決めておいてからキャストするのが望ましいですが最初のうちだったり、展開的にどうしても当て先がわからない場合は他プレーヤーに相談してもいいかもしれません。
昨日のEDHでこんなことがありました。ちなみに顔ぶれとしてはメーレン(自分)、大渦の放浪者、テイサ・カルロフといったところ。
自分がウーズコンボを決めるべく納墓でトリスケリオンを墓地に送ったタイミングでこんなやりとりが聞かれました。(おにぎりは墓地で既に待っている)
テイサ「なんか妨害ありますか?」
放浪者「メーレンだったら1回止められます。」
立ってる土地が島と森。ハンドが2枚だったため意志の力でカウンターあるいはメーレンだったら~という件からバウンス構えかな、と読み、都合良く場にあった出産の殻ルートに切り替え。ハンドの骨砕きをキャストして放浪者の玉座の災い魔を破壊。即、殻を起動しようとした時のこと。
テイサ「妨害あるならここで使わないとだめですよ。」
放浪者「じゃあサイクロンの裂け目を打ちます」
自分「対象は?」
テイサ「まぁ骨砕きでしょ。」
自分「もう殻起動してましたよね?」
テイサ「呪文をポンポンプレイしちゃってたからわからなかった。」
自分「は、はぁ……。」(カード名とかちゃんと宣言してましたけど?)
テイサさん的には玉座の災い魔に対象をとったタイミングで骨砕きをバウンスしたいとのこと。一旦、巻き戻して放浪者さんは骨砕きの能力にスタックして出産の殻をバウンス。余ってたマナから同じことしてゲームは終わりましたが。
正直、自分としてもこういった場面で揉めるは嫌なので呪文の宣言はちゃんとしているつもりでした。しかし後々考えると確かに手が早くなっていたかもしれないし、それで放浪者さんも挟み込む宣言ができなかったのかなと考え、反省しなければいけないなと思いました。
勝ちが近くにあるとどうしても大事な手順や説明をすっ飛ばしてしまうことがあると思います。お互いに楽しくゲームをやるためにもプレイングや言葉は丁寧にを心がけましょう。
コメント