どうも、外は思いのほかの土砂降りで外にも出られない。こんなインドア強要されては昼間から記事を更新してしまう。


今日は前の記事でも少し触れたEDHにおける殴り先の優先順位を考えてみたいと思います。前回の記事を仲間も読んでくれていたのですが殴り先に関しては二色になるとまた話が変わってくると指摘がありました。今回は少しそのあたりに触れながら考えていきたいと思います。
何を隠そう自分もコンバットが得意ではないので(何が得意と聞かれるとそれも返答に困ってしまうのですが)有識者の方が見てたら、あるいは違う意見もあったらコメントなどお願いします。



前回はざっくりと5色単色で説明しました。おさらいしてみましょう。



EDHにおける色別のライフをリソースにするカード


白:ほぼ無し…!?

青:ギタクシア派の調査、精神的つまづき、ファイレクシアの変形者、テゼレットの計略、綿密な分析

黒:むかつき、毒の濁流、ネクロポーテンス、夜の囁き、最後の審判、再活性、、下僕の呟き、穢れた血ラザケシュ、狂気を操る者チェイナーなど

赤:背信のオーガ、魔力のとげ、呪文ショック、紅蓮光電の柱、大歓楽の幻霊など

緑:森の知恵、出産の殻、有毒の蘇生

多色:リム=ドゥールの櫃

無色:魔力の墓所、魔力の櫃、

土地:古えの墳墓、山賊の頭の間、色あせた城塞



EDHやっててよく見るのはこの辺りでしょうか。こうして挙げてみると少しわかりやすくなるかと思います。
上から見てみるとまず白に関しては言うに及ばずといったところか。(馬鹿にしてるわけじゃないですよ)なんなら絆魂とかでついでにゲインしてくることもある。
青も一応挙げてみましたがどれも些細なものかと。(ファイレクシアマナは悪い文化)マナさえあればケアできるし。しかし他の色と合わせてコンボ絡みになると話が変わってくる。(後述)
黒は違う意味で言わずもがな。黒はライフを糧にしてアドバンテージを得る代表格なので細かく挙げればまだあります。ラザケシュとチェイナーは少し怪しい気がしますがラザケシュに関しては概ね単発よりも複数回起動することがほとんどのため、ライフ詰めとく意味はあるかもなと。(出てきたら大体ゲーム終わってますが)
赤については背信のオーガ。デッキによってはこれ一枚でゲームが終わってしまうこともある。(伍堂なんかはその典型)しかし能力で赤マナを生み出すには3点のライフが要求されます。言い換えると3点ライフを削れば出せる赤マナを1つ減らせます。(大まかに言えば3点払えなくさせればマナは出せなくなる)赤いデッキでの、とりわけコンボを主体としたデッキでの採用率は高いと思われるので覚えとくといいかもしれません。
緑は自分で使っている色ながら上記くらいしか浮かばなかった。緑だったら序盤にマナクリを展開してることも多いのでファイレクシアマナはケアの範疇ですね。森の知恵だけは異質の存在と言えるでしょう。緑でこれが入ってる読みで殴られることもたまにあります。(ちょっと怪しいらしいが)こちらのカードも緑絡みでは採用率は高い方です。
多色については自分がよく見かけるのは上記しか思い当たらなかった。1点ずつライフを払っていくのですがだいたいが最良の牌を引きにきているのでライフはガンガン払われているイメージです。けっこう昔のカードなので挙動も独特でEDHならではの一枚かもしれません。
土地については古えの墳墓以外はデッキを選ぶ土地なのでこれ入ってる読みで殴ることはありません。山賊の頭の間についてはエターリやジェリーヴァのようにジェネラルをすぐ走らせたいタイプのデッキにはハンウィアーの要塞と一緒に採用されていることが多いので出くわした時は要警戒されたし。



ここまで単色で挙げてみましたが、多色ではどうなんだろうと。上記のカード群を見てみると青黒赤(以下グリクシス)、次点で青黒、黒赤がライフを多用する要素が強いでしょうか。
自分の周囲ではグリクシスカラーのジェネラルでは上記カードたちの採用率は高く、コンボを決めるために積極的にライフをリソースにしていきます。友人からの話では最後の審判でのコンボを搭載しているデッキでは夜の囁きやギタクシア派の調査でのドローが絡むことが多く、ライフを10点未満まで詰めるのは意味がある動きとのことでした。
色以外ではジェネラルも判断材料になります。上で挙げた伍堂や大渦の放浪者などは単体でゲームを決められる能力を持ったジェネラルです。(正確には他のカードの力も借りますが)あとは赤単のジェネラルでも背信のオーガに関してはほぼ間違いなく採用されているかと思います。他に殴り先がわからなかったら赤単から殴るのもありです。ある種の免罪符になります。(本当か?)
逆に白青緑(以下バント)絡みの色ではそれらライフを利用するカードは少なく思えます。故に殴り先を決める時も選択肢から外れやすいかなと。ただ置物等の妨害が豊富なカラーリングでもあるので自分のデッキ的に相性が悪いと考えた時は検討してもいいかと思います。
その他ではプレインズウォーカー(以下PW)の有無も絡んでくるでしょうか。ついでにEDHでよく見かけるPWを以下に示しておきます。
(変身PWは省略)
太陽の勇者、エルズペス
精神を刻む者、ジェイス
求道者テゼレット
反逆の先導者、チャンドラ
野生語りのガラク
原初の狩人、ガラク
生命の力、ニッサ
ダク・フェイデン
歓楽者ゼナゴス
仮面使い、エストリッド
精霊龍、ウギン

身内環境でよく見るものだけですが参考までに。上記というかPW自体ほっといても後々ロクなことにならないので対処できるのなら早めに処理しちゃった方がいいかなと思います。エストリッドは最近出た中では使用者が多いかと思います。(統率者にも指定できる)土地エンチャントを絡めて奥義してはまた出てきてを繰り返すので忠誠度を調整しつつ殴っていいと思います。(プラスだけでも仕事してるし)



どうでしょうか。本当はジェネラル同士の相性とか各色固有の動き(白なら全除去、青ならカウンター)によって選ぶこともあるのですがそれはまた機会があれば。
ここまでのことを知ってるだけでも殴り先選びがちょっと楽になるのではないでしょうか。多分、自分より上手いプレーヤーはもっと先のこととかも読んでコンバットしてるのだろうけど。
あとは1回ゲームをやってみて相手のデッキにそれらしいカードが入ってるのがわかったら次ゲームからケアするだけでもだいぶ動きが変わると思います。
「こっち殴るの?」って言われたら自分なりの考えを伝えてみましょう。それがもし最良ではないのなら説明してくれる人もいます。(他プレーヤーも殴られたくなかったり他に優先すべき相手がいるなら教えてあげるべきなので)
こんなこと書いてる自分もゲーム毎に日々悩みながらコンバットしてます。未だにダメだしされることもあります。これから始める人、同じくコンバットに悩んでる人、お互いに精進しましょう。



最後に、以前に実際にあった卓(だいぶうろ覚えだけど)での顔合わせ。この面子で実際にコンバットするとしたらどこから攻めるべきなのか。ちなみに自分のジェネラルはギトラグの怪物。
他は、大渦の放浪者-反体制魔道士、ケス-老いざる苦行者、アローロという卓。
放浪者には背信のオーガ、アローロとケスにはむかつき、リム=ドゥールの櫃他が入っていることは知っている。
さぁどのジェネラルから殴ろうか。ひとつの考えとしてはアローロは自身の能力でライフゲインするためマナクリ主体のこちらで殴っても意味は薄いかなと。あとは各々の展開の仕方によるとしか言えないか?どうなんだろう?

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